5月4日(金・祝)より公開されるマーゴット・ロビー主演作『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』の本編映像が到着した。
フィギュアスケート史上最大の事件<ナンシー・ケリガン襲撃事件>渦中にいたフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングのスキャンダラスな半生を描いた本作。
トーニャ・ハーディングのスケートシーンも含め、その話し方や立ち振る舞いまで完全にコピーした主演のマーゴット・ロビーや、トーニャの強烈な個性の毒母ラヴォナを演じたアリソン・ジャネイをはじめ、役者たちの力強い演技と波乱な人生を転がり生きるトーニャの激しい半生がブラックユーモアを交えながら描かれている。
1991年、全米フィギュアスケート選手権で伊藤みどりに続き、女子選手史上2人目のトリプルアクセルを成功させたトーニャ。映像には、トーニャのトリプルアクセルを完コピした、マーゴット・ロビーの劇中フィギュア演技シーンが収められている。大胆な胸元のデザインが特徴のエメラルド色の衣装を身にまとったトーニャ。カメラアングルは、演技真っ最中のトーニャの上、下、横から近寄ったり引いたりと、普段、テレビでみてきたようなアングルとはまた桁違いの距離感で満遍なく映し出していく。
『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』に寄せられたコメント一覧
坂上忍(俳優)コメント
製作・主演を兼ねたマーゴット・ロビーの渾身の一作!彼女の物作りに懸ける情熱が、強烈なエンターテイメント作品に昇華させた。マーゴットが演じると憎たらしいんだけど、何故か嫌いになれず、とても人間味を感じてしまいました。
池田エライザ(モデル・女優)コメント
どれだけ世界がトーニャを嘘つきだと言おうと。トーニャの力強いトリプルアクセル、それだけが事実であることを、マーゴット・ロビーが全身で証明してくれました。トーニャを非難する時代に、永遠に終止符を打った偉大な映画と、身を削り芝居をする女優の最骨頂を目撃し、興奮と焦りを感じながらも、私はこの映画を、これから出会う人達に勧め続けることを決意しました。気持ちいい映画!
瀬々敬久(映画監督)コメント
貧困格差から這い上がろうとするヒロイン、綺麗でもなく上品でもなく、だけど物事の本質をグイグイと突いてくる主人公。こんなヒロインに出会いたかった。彼女は決して腐敗しない。なぜなら権力でないからだ。
小島秀夫(ゲームクリエイター)コメント
とにかくマーゴット・ロビーが凄かった。彼女の氷上の演技には、トーニャが揶揄された様な技術点だけではなく、エモーショナルな芸術点がある。素晴らしい。
清水崇(映画監督)コメント
人の業と世界を見事に問うた傑作!!オスカーを手にしたアリソンはもちろん、全ての人がその人に見える!誰かが一言…事情を語り出せば、人の世は「藪の中」他人の生い立ちを誰がどうこう言えるのか?言ってどうなるのか?公の価値基準が真実なら、人の数だけ「藪」は増える。どんなに歪んでいようと親子の愛と繋がりが生んだ個人の力と質は罪ではないはず。人の情と欲が生み出した、ある女性の、見事な人の歴史の物語。
最上もが(タレント)コメント
不器用な愛の物語でした。愛というのは人だけに当てはまるわけではない。この映画を観て、これをただの「物語」として終えていいのだろうか、という気持ちになりました。フィクションであればいいのに、と願うほどの衝撃でした。
藤井サチ(モデル・タレント)コメント
マーゴットロビーのスケートシーンがすごい迫力で、3回転を成功させたときには「スポーツって素晴らしい!!」と感動してしまうほどでした。日常を描くシーンもとてもリアルで、無知と貧困が招く負のサイクルを描いたシーンでは、どうしようもない気持ちにさせられたり……。作品にも出演者の演技にも圧倒されました。見所が多すぎて……ここには書ききれないです! 笑いのスパイスもあり、とっても面白かったです!!
石川三千花 (イラストレーター )コメント
強烈な鬼母、暴力的な夫、貧困なる環境。負のパワーを氷上にぶつけるトーニャの闘いが、作り話じゃなくて実話という面白さ!
恩田美栄(元フィギュアスケーター)コメント
小学校時代に起こった実話でしたので気になってました。鑑賞し、アスリートの「フェアプレイ」の難しさを感じました。チャンピオンになるために選手は必死に努力しています。それはトーニャさんも確かな事実だったかと思います。母親も恋人も必死だったのだと思います。過去を変えることは不可能です。私は今、コーチとして「フェアプレイ」の大切さと、その大変さを子供達に教えることが出来ればと改めて感じさせられました。スケートのシーンは当時トーニャさんがしていたスピンが丸々映像に流れてきて少し笑えましたが、、、マーゴットさんが完璧にスケートの技術を習得して演技していると思えるような迫力でした。恩田美栄(元フィギュアスケーター・フィギュアスケートコーチ)
中野友加里(元フィギュアスケーター)コメント
普通の人なら心が折れても仕方がないような環境の中、彼女はオリンピックに2度出場しました。最後のトーニャが涙流すシーンでは、フィギュアスケートへの深い愛情と芯の強さ、また合わせて持つしたたかさをも感じます。さらに、トーニャが世界で2人目の成功者となったトリプルアクセルは、ジャンプの高さ、幅、滞空時間がすばらしく、男子並の筋力と生まれ持った才能がある選手だと思いました。母親はサブコーチのような存在であるのはどの選手も同じです。私も母とたくさん喧嘩をしながら練習をしたので、あのような関係になるのはよくわかります。ちょっと強烈でしたけれど…。
映画『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』は5月4日(金・祝)より公開
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