5周年目を迎えたミニシアター“新宿シネマカリテ”が贈る魅惑の映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション 2018」(以下「カリコレ2018」)が、7月14日(土)〜8月24日(金)の6週間にわたって開催される。
今年もジャンルや国境を越えた選りすぐりの最新作、旧作、未公開作全54作品の上映が決定。その全ラインナップが解禁となった。
クロージング作品には、異色のドキュメンタリー『世界で一番ゴッホを描いた男』。有名画家のレプリカ制作が盛んな中国・深圳市近郊にある「大芬(ダーフェン)油画村」でゴッホ作品のレプリカを1万枚以上描いてきた画家シャオヨン。本物のゴッホの絵を見た事がなかった彼の夢は“本物のゴッホの絵を見る”こと。その熱い思いを叶える為、アムステルダムに訪れるまでを描いた感動のドキュメント作品。
「カリコレ2018」オススメは、ベストセラー小説「The Dinner」を映画化した『冷たい晩餐』。2組の夫婦の息子達が関与したある事件について真実を公表するべきか?隠すのか?家族を守るために葛藤しつつも下した決断とは?リチャード・ギア、レベッカ・ホール他豪華共演で贈る大人の心理スリラー。
上海国際映画祭で最優秀作品賞、新人監督賞、新人女優賞、助演女優賞、脚本賞を総なめした話題作『閃光少女』。中国民族音楽を学ぶ少女を主人公に展開される青春音楽ムービー。
サイモン・ペッグ、マイク・マイヤーズなどクセのある英国俳優が総出演し、マーゴット・ロビーが妖しい謎の美女を演じるリベンジ・アクション『アニー・イン・ザ・ターミナル』。
“世界一不気味な邸宅”が舞台の戦慄ダーク・ホラー『ダーケスト・ウォーター』。貧困と犯罪、危険と悪意に満ちたLAに染まる元覆面レスラーの人生を描いた犯罪アクション『ローライフ』。70年代イタリア アクションを語り尽くす超濃厚シネマ・ドキュメンタリー『ユーロクライム!70年代イタリア犯罪アクション映画の世界』。
『ノーカントリー』著者の傑作犯罪小説を『127時間』のジェームズ・フランコが映画化したヴァイオレンス・スリラー『チャイルド・オブ・ゴッド』。「三生三世」にわたる男女2人の純愛を壮大に描いた豪華絢爛ラブファンタジー『ワンス・アポン・ア・タイム 闘神』。『海底47m』の監督が描く究極のサバイバルホラー『ストレンジャーズ:プレイ・アット・ナイト(原題)』。
『ラグナロク』の監督が贈る北欧ノルウェー産、王道ファンタジー・アドベンチャー『キング・オブ・トロール 勇者と山の巨神』。フランス発SFファンタジー・アクション『ALONE(英題)』。『ジュラシック・パーク3』の特殊効果マンの監督デビュー作『プライマル・レイジ』。『REC』の監督が贈る戦慄のスパニッシュホラー『ミューズ』。
モーガン・フリーマン&トミー・リー・ジョーンズ豪華共演で贈るアクションコメディ『ベスト・バディ』。ダン・スティーヴンス&レベッカ・ホール豪華共演の『結婚まで1%』。カナダの新鋭アーテイストによる前衛ダーク・ホラー『CRESCENT 冷たい海の底』。プチョン&ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭W受賞のSFスリラー『アルカディア(仮)』など、今年も話題作・注目作が目白押し。
「カリコレ2018」がセレクトして贈る旧作は『アタック・オブ・ザ・キラートマト』と、ジョージ・クルーニー出演の『リターン・オブ・ザ・キラートマト』。この“不朽の駄作”と誉れ高い伝説的カルトムービーが時を越えて「カリコレ2018」に襲来。
さらに、ホラー映画の巨匠ウェス・クレイヴン監督の『サランドラ』がデジタルリマスター版でスクリーンに蘇る。マッドマックス・ムービーの先駆け的な傑作マカロニSFバイオレンス『マッドライダー』、山中貞雄の傑作にして遺作『人情紙風船』など、もう一度観たい旧作も特別に上映される。
「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション 2018」
開催期間:7月14日(土)~8月24日(金)
開催場所:新宿シネマカリテ
入場料金:新作1,500円均一(リピート割で1,200円)/旧作1,000円均一
映画祭HP:http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle2018/
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