映画『キスできる餃子』宇都宮先行上映会が17日、栃木・MOVIX宇都宮にて行われ、キャストの足立梨花、佐野ひなこ、佐藤美希、監督の秦建日子、宇都宮市長の佐藤栄一、宇都宮商工会議所会頭の関口快流が登壇した。
満席の会場から拍手で迎えられた足立は「今日は本当に沢山の方に来ていただき嬉しいです」と、地元先行のやや緊張感ある表情から安堵の笑顔。続けて、佐野も「お客さんいて安心しました!今日はよろしくお願いします」、本人役で登場する佐藤は「初めて本人役を演じて不思議な気持ちでしたが、今日はよろしくお願いします」と続けた。
足立は「宇都宮に何回も来たことはありましたが、あんなに毎日、宇都宮にいることがなかったので、初めてだらけで不安もありましたが、皆さんが協力的で感謝していた日々でした。餃子もいっぱい頂けて嬉しかったです。(作品中に出てくるお店について)私たちがお店貸し切っていたので、駐車場で臨時営業して頂いて心優しくお店を貸していただいて、お昼休憩にはいつも餃子を持ってきてくれて、焼き餃子だったり、水餃子だったり、毎日餃子食べてましたね」と撮影を振り返る。
佐野も「毎回おなかいっぱい餃子いただいて宇都宮の餃子は他の餃子sに比べて、比べられない位おいしい!」と宇都宮の餃子をかなり堪能した様子だった。
足立が宇都宮の餃子について興味津々に対し、宇都宮出身の佐藤が「本当に2、3日に1回は餃子を食べるんですよ、作るより買ってきて、冷凍庫には常にストックがありますね」というと、足立から「本当に?盛ってない?」とのツッコミも。自信満々に「盛ってない!」と答える佐藤に、会場も同感の様子。
佐藤は「私は宇都宮出身なので、撮影場所が知っている場所ばかりで、楽しめて観れる作品でした。監督、よく選んでいただきました!ありがとうございます!」と宇都宮市民もロケ地が楽しめる作品と太鼓判を押し、秦監督は「地元の方とディスカッションし、単なる観光の作品ではなくていろいろな場所を決めました。本来の生活感が出るように、ロケハンも時間をかけて1人で歩き回りました」とコメント。
使い切れなかったロケ地も多いそうで、秦監督は「いろいろなお店からオファーが撮影地に使ってほしいと沢山お声を頂いたのですが、そこまでシーンの数に限りがあって、、パート2を作ることがあればぜひ!」という声に会場からは拍手が沸き起こった。
サプライズゲストとして、鑑賞したばかりの宇都宮市長と会頭が客席から登場。市長は「皆さんがゲストなので、私はマイナーです、劇場をを出たら餃子を早速食べたいと思います!宇都宮をPRしていただき、宇都宮に来なくても宇都宮の良さが全国の人に知って頂け、嬉しいです。反対されながら作った甲斐あったオリオンスクエアや大谷石資料館も先日、日本遺産に選ばれ、多くの方に観ていただきたいですね」とコメント。
会頭も「宇都宮を映画を宣伝できる素晴らしいものを作っていただき嬉しいです。是非、続きが見たいので続編を作って頂きたいですね!」と宇都宮の良さが詰まった作品にまだ余韻冷めやらぬ様子だった。
また、舞台挨拶にはインターパークビレッジにて開かれている餃子イベントに足立・佐野・監督が登場。3人からの餃子のお渡しと聞き、会場には多くの方が。焼き上がった餃子の振る舞いに会場は大盛り上がり。劇場も餃子も熱々のイベントとなった。
映画『キスできる餃子』は6月22日(金)より全国公開/6月15日(金)より栃木県先行公開
©2018「キスできる餃子」製作委員会