天海祐希×サンドラ・ブロック、『ミニオンズ』LAプレミアで夢の共演!

映画『ミニオンズ』で大悪党スカーレット・オーバーキル役の日本語吹き替えを務めた天海祐希が、現地時間6月27日に行われた同作のLAプレミアに出席、英語版で同役を担当するアカデミー賞女優サンドラ・ブロックと対面を果たした。また、英語版で悪党スモウレスラー役を務める真田広之が日本版ではナレーションを担当することが発表された。

サンドラ×天海さん㈪

本イベントでは、ミニオンカラーであるイエローカーペットが会場を彩り、全世界の吹き替えキャストが集った。国際的に活躍する真田からブロックとその夫ハーブ役のジョン・ハムに、「ぼくがスモウレスラー役で、彼女(天海)が日本のスカーレットです」と紹介すると、ブロックは「初めまして!」とにこやかに挨拶。和やかなムードの中、ブロックから天海に「お会いできて嬉しいわ。プレミアは楽しいから! 吹替えは楽しかった? いつも不機嫌で意地悪な感じでいられるのって楽しいわよね(笑)。私は結構好きだったわ」と話しかけ、握手を交わした。

サンドラ×天海さん㈰

背中を大胆に露出したラルフローレンの赤いロングドレスにジュエリーオオムラのリングをまとった天海は、ブロックとの対面を振り返り、「世界的に有名で素晴らしい女優さんなのに、フランクに話してくれて、温かく迎えてくれたのでとても嬉しかったです」と喜びの表情を見せた。全身ミニオンファッションで登場した、新キャラクターのティナ・ネルソン役の声を担当した子役の藤田彩華とともにインタビューに答え、世界中から愛されるミニオンについて、「人それぞれだとは思いますが、私は笑いがシニカルでシュールなところがすごく好きなんです! ツボにハマってしまうんです。可愛らしいだけじゃなくて、でも全然嫌味がないところも大好きです」と魅力を語った。

LApremire

英語版と日本語吹き替え版で異なる役に挑戦した真田は、「監督、プロデューサーの方から声の出演をしてくれないかと突然オファーがきました。悪党スモウレスラー役に関しては、英語で出演するのは初めてですし、まさかこういう役が自分にくるとは思っていなかったので驚きました。あと、日本人の役だから日本人に声をかけてくれたというのが嬉しくて、実写にはできないキャラクターなので、自分のイマジネーションでつくりあげていくという作業も非常に面白いなと思いました」と出演への経緯を明かした。1985年の『カムイ外伝』以来、30年ぶりとなるアニメーションの吹替となるが、「ナレーション役に関しても、アニメーションの声の吹替は本当に久しぶりだったので嬉しかったです」と喜んだ。また、本作の魅力について「いろいろありますけど、可愛いとか目が離せないとかだけでなく、何度めげても失敗しても前向きすぎるくらいにポジティブに生きている姿、それがみている人に元気を与え、楽しい気持ちにさせてくれるんじゃないかと思います。あと作品としては、音楽のセンスも含め、全ての面においてセンスが光っているのが印象的ですね」と語った。

LA_sandra

そして、ブロックはミニオンカラーのラインが印象的な黒いドレスにサングラス姿で登場。里親家庭や施設で育つ若者たちを支援するチャリティ・オークションのためにルパート・サンダーソンがデザインしたミニオン仕様の黄色いハイヒールで注目を集めた。ミニオンのボスになった気分を尋ねられると、「私の日常とあまり変わらないわね。私は常にボスだから! 必ずしも皆が言うことを聞いてくれるわけではないけど楽しかったわ。でも、どんなにミニオンを支配しようと思っても、彼らはバラバラに行動して好き勝手なことをするから、誰もミニオンのボスなんかになれないのよね」とおどけてみせた一方、自身が演じたスカーレット・オーバキルについて、「女性は素晴らしい存在よ。昨日もたくさん素敵な出来事(同性婚合法化)があったけど、正面から立ち向かえば、今後も必ずいい結果が出るはずだわ」とコメントした。

左からジョン、天海さん、真田さん、サンドラ

『ミニオンズ』は、『怪盗グルー』シリーズに登場する、バナナが大好物な黄色の生物ミニオンたちが、最強のボスに仕えるべくスカーレット・オーバーキルと出会い、様々な試練に巻き込まれていく様子をコミカルに描く3Dアニメーション。日本語吹き替え版には、天海、真田、彩華ちゃんのほか、「バナナマン」の設楽統と日村勇紀、声優の宮野真守、歌手のLiSAが参加する。

『ミニオンズ』は7月31日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー!

(C)2015Universal Studios.

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