映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のワールドプレミアが日本時間11月9日(金)にパリで開催された。
会場にはイベントが始まる数時間前から、本作の主人公ニュートやグリンデルバルドのコスプレをしたり、ホグワーツ魔法魔術学校の制服を着たファンたちの姿が。さらに、魔法使いの大きな杖のオブジェがレッドカーペット横に飾られたり、3Dプロジェクションマッピングで劇中でのパリの魔法界が映し出されるなど魔法ワールド一色に包まれた会場に、エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、エズラ・ミラー、ゾーイ・クラヴィッツ、カラム・ターナー、クラウディア・キム、ジュード・ロウ、J.K.ローリング、デイビッド・イェーツ監督らが登場すると、大きな黄色い歓声が沸き起こった。
世界中を飛び回るシャイでおっちょこちょいな魔法動物学者である主人公ニュートを演じたエディ・レッドメインは、パリでのプレミアについて「素晴らしいよ。パリが舞台の映画だからね。でも撮影はイギリス・リーヴスデンのスタジオでやったからパリには来なかったんだ。やっとここに来れたよ。ここにいる僕らみんな興奮しているよ」と感無量の様子。
また、日本への来日が決定しているエディだが「前回妻と日本に行ったんだけどとても良い時間を過ごしたよ。毎度食事はおいしいしね。エズラがカラオケに行くと脅してきているよ(笑)みんな楽しみにしているよ」と、2年前の来日時を振り返るとともに、今回のプロモーションを楽しみににしていることを明かした。
今作でダンブルドアを演じるジュード・ロウは「パリは素晴らしい街だよ。この都市の素晴らしさが映画の大部分を支えているよ」とパリが本作の魅力の一つとなっていることを明かす。エディとともに、2週間後に日本への来日を予定しているジュードは「食事も、イルミネーション、ショッピングも楽しみにしているよ。今回は京都に行こうと思っているんだ。お寺を回りたいね」と、日本での滞在を心待ちにするコメントを寄せた。
J.K.ローリングは、今作の舞台であるパリでのワールドプレミアについて「最高の気分よ。パリは大好きな都市の一つよ。来られて嬉しいわ」と喜び、2年ぶりに本作を心待ちにする観客へ映画を披露することについて「安心したわ。私はストーリーを知っているし、今続編に取り掛かっているから、今日ついにみなさんとストーリーを共有できてとても嬉しいわ。やっと色々自由にお話することができるわ」と、胸中を明かした。
レッドカーペットでは、エディをはじめとする豪華キャスト陣が、ファンたちと握手をしたりサインをしたり、これから本作を観る観客とともにカウントダウンをしたりと、観客とキャストたちが一体となり、大盛り上がりのイベントとなった。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』パリ・ワールドプレミア
登壇者: エディ・レッドメイン(ニュート役)、キャサリン・ウォーターストン(ティナ役)、アリソン・スドル(クイニー役)、ダン・フォグラー(ジェイコブ役)、エズラ・ミラー(クリーデンス役)、ゾーイ・クラビッツ(リタ役)、カラム・ターナー(ニュートの兄:テセウス役)、クラウディア・キム(ナギニ役)、ジュード・ロウ(ダンブルドア役)、J.K.ローリング(脚本)、デイビッド・イェーツ(監督)
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国公開
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