デイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが映画『ファースト・マン』のプロモーションで来日を果たすことがわかった。
「月面着陸」という前人未到のミッションに挑むニール・アームストロング役を演じたライアン・ゴズリングは、昨年公開された『ラ・ラ・ランド』のプロモーション以来、本作で3度目の来日。史上最年少でアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼルは今回が2度目の来日となる。
実は『ラ・ラ・ランド』の出演オファーを受ける前から、本作の企画に参加する話をチャゼル監督と進めていたというゴズリング。前作と作風がガラッと変わり、チャゼル監督にとっても新境地の開拓となった本作について「前作に比べて映画としての表現の仕方がかなり違う分、本作でも念入りな準備が必要だった。失敗する要素は数えきれないほどあったと思う。映画をどうにか成功させるためには全員がパワー全開で取り組まないといけない。とにかくみんなで必死に働いたよ。でもすごく楽しかった」と撮影の様子を振り返り、チャゼル監督も「当時のロケットや宇宙船は本当に壊れやすく月面着陸は無謀な挑戦だった。だからこそ国を挙げて取り組んだんだ。ニールはその重荷をたった1人で背負い、第一歩を踏み出した。その勇気に僕は感銘を受けた。そこで生涯を描く伝記映画ではなく彼の目線で描くことにしたんだ」と、本作へ並々ならぬ熱い想いを明かしている。
製作陣がひたすらにリアルを追及し、観客に“あたかもアポロ11号に同乗して宇宙空間を旅しているような臨場感”を与えるようなダイナミックな映像体験に、本国の鑑賞者からはIMAXでの鑑賞を強く勧める声が続出するなど、本年度のアカデミー賞大本命との呼び声も高い。
映画『ファースト・マン』は2019年2月8日(金)より全国公開
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