DCコミック悪のヒーローが結集する映画『スーサイド・スクワッド(原題)』の初予告編が公開された。ジャレット・レト演じるジョーカーやマーゴット・ロビー演じるその恋人ハーレイ・クインなどメインキャラクターの姿が遂に映像で確認できる。
米サンディエゴで開催されたコミコンにて上映され、その後、盗撮された海賊版が拡散していた『スーサイド・スクワッド』の初となる予告編が公式にYoutube上にアップされた。
予告編ではヴァイオラ・デイヴィス演じる政府秘密機関のアマンダ・ウォーラーが、獄中の凶悪犯たちを集めて、極悪人が極悪人を退治する最凶の特殊部隊を作ることを考えついたところからはじまる。極悪人たちで結成された特殊部隊(squad)「タスク・フォース X」は、減刑の代わりに“自殺的な(suicide)”極秘任務を遂行することに。ミッションの詳細などは不明だが、「正義には、悪の側面がある(“Justice Has A Bad Side”)」という言葉が不気味で怪しい。凶悪犯たちは世界を救えるのか?
映像の最後にはジョーカーが登場──「お前を殺すつもりはない、痛めつけるだけだ。だって、お前はめちゃくちゃ悪いヤツだからな」
「タスク・フォース X」のチームリーダーは、『ロボコップ』(14)のジョエル・キナマン演じるリック・フラッグ。ジョーカーと、そのクレイジーな恋人ハーレイ・クインをはじめ、ウィル・スミス扮する“狙撃の名手”デッドショット、カーラ・デルヴィーニュ扮するエンチャントレス、ジェイ・コートニー扮する“ブーメランの担い手”キャプテン・ブーメラン、アダム・ビーチ扮する“ロープを操る暗殺者”スリップノット、アドウェール・アキノエ=アグバエ扮するキラー・クロック、ジェイ・ヘルナンデス扮する火を操るエル・ディアブロ、そして新人カレン・フクハラが抜擢された日本刀を操るカタナら豪華キャストが出演。悪人たちが悪人を始末する。
バットマンも登場。
映画『スーサイド・スクワッド』は2016年8月5日より全米公開(日本公開未定)。