清野菜名が衝撃の体当たりアクションを披露!押井守監督『東京無国籍少女』新予告編

国際的に知られる押井守監督の実写映画最新作で、元「ピチレモン」モデルの清野菜名が初主演を務める『東京無国籍少女』より、ソリッドなアクション場面が映し出された新予告編と場面写真が公開された。『TOKYO TRIBE』で園子温監督に、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で宮藤官九郎監督に抜擢されている注目の若手女優・清野が、血まみれ姿で体当たりで演じたアクションを披露している。

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押井守監督自身が「アニメの専売特許を実写でやった」と語る通り、本作は女子校を舞台に、凄惨な暴力描写や過激な性表現を実写で試みている意欲作。清野は心に傷を抱えたセリフの少ない女子高生役を表情とアクションで感情を表現する役どころに挑戦。新予告編は、「ときおり放つ冴えた殺気が魅力的」と押井監督が讃える、スタント・シーンも代役なしで自ら演じた彼女の好演、そして彼女の身体能力を活かした衝撃のラスト15分の展開に期待を抱かせるものになっている。

スイスのヌシャテル国際ファンタスティック映画祭にてワールドプレミア上映されるのを皮切りに、続々と海外映画祭への出品が決定している本作。日本映画を数多く上映するニューヨーク・アジア映画祭、北米最大のファンタスティック系映画祭で押井守監督には生涯功労賞も授与しているカナダのファンタジア国際映画祭、アジアを代表するジャンル系映画祭として知られる韓国のプチョン国際ファンタスティック映画祭などでのプレミア上映がすでに決定している。

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清野菜名コメント

初主演映画が、海外映画祭から招待されているのは大変光栄です。カンヌ映画祭のマーケットで、アクションシーンの映像を観た海外の映画祭や配給会社からのオファーや問い合わせが届いていると聞きました。ラスト15分のクライマックスシーンの撮影の時は、集中力が高まっていくなかで、周囲がゆっくりと動いているような感覚を、初めて感じました。吹き替え無しのアクションに期待して欲しいです。海外の反応も楽しみですが、日本の皆さんにもぜひご期待頂きたいです!!

映画『東京無国籍少女』は、2015年7月25日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー

【STORY】
押井守監督が『TOKYO TRIBE』でヒロインを演じた清野菜名を主演に迎え、女子生徒だけの美術高等専門学校を舞台に描く実写ソリッドシチュエーション・スリラー。女子美術高等専門学校に通う藍(清野菜名)はかつては天才と呼ばれていたが、事故で怪我を負った影響で心に傷を抱え不眠に陥り、授業もドロップアウト、謎のオブジェを作り続ける日々を送っていた。嫉妬を募らせる同級生たちにより執拗なイジメと嫌がらせを受ける藍だったが、彼女の才能を利用するため教頭(本田博太郎)は全てを黙認、決して学園の外に出そうとしなかった。やがて群発する地震や大量の鳥の羽音、繰り返される謎の声を聴くなどの現象を体験するようになった藍は自分の中で「何か」が目覚めるのを感じ、そこから憂鬱な日常が崩れ始めていく……。

監督:押井守
出演:清野菜名、金子ノブアキ、田中日奈子、吉永アユリ、花影香音、りりィ、本田博太郎
配給:東映ビデオ
上映時間:85分
公式HP:mukokuseki-movie.com

(C)2015東映ビデオ

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