実写版『惡の華』伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえら主要キャスト発表

累計発行部数300万部を誇る押見修造の人気コミックの実写映画化『惡の華』が2019年秋に公開される。この度、主要キャストが解禁となった。

惡の華

鬱屈とした青春と、行き場のない衝動を描いた本作で主役・春日高男を務めるのは、『デメキン』で映画初主演を飾り、現在はドラマ「今日から俺は!!」などで人気急上昇中の伊藤健太郎。思いがけず憧れの女子の体操着を盗んだところをクラスの問題児・仲村佐和に目撃されてしまい、そのことを秘密にする代わりに彼女との「契約」を持ちかけられる役どころを演じる。

また、春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村役には、『わたしに××しなさい!』で映画初主演を務め、モデルとしても数多くの女性に支持される玉城ティナ。春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役には、雑誌「ニコラ」で注目を集める15歳の次世代モデル・秋田汐梨が数百人以上のオーディションを経て大抜擢された。

さらに、今回初の映像化となる高校時代、お互い文学が好きなことをきっかけに春日と交流を深める常磐文役を、雑誌・テレビ・映画など多岐に渡ってその活躍の場を広げている飯豊まりえが務める。原作者からの逆指名を受けた井口昇監督のもと、今を時めく若手俳優が集結し、従来のイメージを打ち破る思春期のトラウマと魂の再生を描く。

伊藤健太郎 コメント


思春期は誰もが通ってきた道だと思います。ただ、誰と出会ってきたか、どんなものを見たか、どんなものを読んだかでその先の道が決まっていくと思います。その道はたくさんあって、何かに反発したり春日のような人がいたり。春日を理解するのは難しいかもしれません。ただ、誰もがどこかに共感は出来ると思うんです。『惡の華』を観た大人の方にはこういう思春期があったなと思い出して欲しいですし、まだ思春期を迎えていない人達にもこの映画がどう映るのかが非常に楽しみです。

玉城ティナ コメント


10代から20代の短い時期に感じた感情や気持ちは、これからの人生において色褪せてほしくないし色褪せるべきでもないと思います。その時に得た感情をマイナスに捉えるだけではなく、その時期の感情を否定せずにいてほしい。『惡の華』を観て、この作品に光る共通のものを皆さんが見つけてくれたらいいなと思います。

秋田汐梨 コメント


私は今高校生で今回の登場人物達に年齢が一番近いのですが、自分の学生生活とは全然違うので初めは戸惑いました。仲村さんの事は全然わからない!笑 この映画は迫力のあるシーンがたくさんあって、私自身も挑戦的なシーンが多かったので大変でした。自分の中学生時代と比較して見てもらえると面白いかなって思います!あ、あと監督がふわふわしていて癒されました!

飯豊まりえ コメント


私はこの作品に出会って凄く衝撃を受けました。人それぞれの思春期だったり環境だったりでこの作品は見方が変わるなって思っています。誰しもが本来持っている、内に秘めている部分と普段は見せない部分を思い出させてくれる作品だと思います。この映画を観た人が、それぞれの惡の華を語り合ってくれたらいいなと思っています。

映画『惡の華』は2019年秋、全国ロードショー

(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会

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