映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』より、トム・クルーズが挑む、スタッフ全員が息を飲む展開の連続だったヘリコプタースタントシーンが公開された。
公開されたのは、“最も危険”だったというヘリコプタースタントシーンの映像。このシーンは、ロケハンを行っている際に監督のクリストファー・マッカリーが、ヘリコプターが貨物をピックアップして飛び去る姿を見て、トムをヘリからぶら下げる事を思いついたという。
撮影が行われたニュージーランドの僻地は、ヘリコプターで上空に上がると気温も低くなり、風を無視してもマイナス 10℃になる極限 状況。強烈な寒さと風、気圧と闘いながら、状況も変化しやすいヘリコプターの機体の下という、息苦しい状況での撮影だったことが明らかに。
そんな過酷な状況での撮影に、トムは「急いでロープをよじ登った。寒さで手の感覚がなかった」と振り返る。また、ヘリコプターから落下する衝撃的なシーンについても、現場のリアルな声が届けられている。本作を通し、どんなスタントもできると絶賛されているトムも、撮影について「手が固まっていた。離さなきゃダメなのに」と発言しており、ビル20階相当の高さからジャンプするワイヤーアクションにも挑んでいる彼でさえ、思わずすくんでしまうような環境下であったことが伺える。
落下先にある荷物に背中からぶつかった瞬間は、スタッフ全員が「背骨を折った」と思うほどの衝撃だったようで、トム本人も「息ができなかった」と語っている。そんなハラハラするシーンの撮影を、4~5回も繰り返したというのはまさに衝撃。スタッフが「毎回無事でホッとする」と語るトムのアクションスタントの裏側は必見だ。
映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』Blu-ray&DVDは12月19日(水)リリース
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