『ゴッズ・オウン・カントリー』拡大公開が決定、「観たくても観られない!」口コミで話題

ベルリン国際映画祭やサンダンス映画祭をはじめ、世界中の映画祭で絶賛された映画『ゴッズ・オウン・カントリー』の拡大公開が決定した。

ゴッズ・オウン・カントリー

第90回アカデミー賞で脚色賞を受賞したほか4部門にノミネートされ、世界中に主演のティモシー・シャラメの虜になる女性を続出させた『君の名前で僕を呼んで』。日本でも4月に公開されるや満席が続きブームを巻き起こした。『君の名前で僕を呼んで』と全く同じ、2017年のサンダンス映画祭や、第67回ベルリン国際映画祭でほぼ同日に上映され、数々の賞も受賞していながら、対照的に日本では全く配給が付かず、日本での劇場公開が危ぶまれていた映画『ゴッズ・オウン・カントリー』。

受賞歴は、2017年1月、ワールドプレミア上映となったサンダンス映画祭で監督賞を受賞。ベルリン国際映画祭ではパノラマ部門で上映し、ドイツのLGBT雑誌「MANNER」読者賞を受賞。他にも、英国インディペンデント映画賞作品賞受賞、英国アカデミー賞ノミネートなど、名だたる映画祭を席巻してきた。

今年の7月、セクシュアル・マイノリティをテーマにした映画祭「レインボーリール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜」で、ジャパンプレミア上映され、700席(350席×2回)が完売。だが、その後も日本での配給会社が決まらないままになっていた。

そんな中、個人で劇場での上映権を5回のみ買い付けた人物による上映が、シネマート新宿で12月2日(日)からスタートすると、上映回5回は全て満席+立ち見(333席+α)となる大大ヒット。チケットの販売開始時にはアクセス集中により、サーバが5回ともダウンし、SNSでは絶賛の口コミの嵐となり、『カメラを止めるな!』と同じく、「観たくても観られない!」現象が生まれた。再上映を望む声が絶えない中、今回の拡大公開が決定。2019年2月2日(土)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋、センチュリーシネマ他にて全国ロードショーとなる。

映画『ゴッズ・オウン・カントリー』は2019年2月2日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋、センチュリーシネマ他にて全国公開

(C)Dales Productions Limited/The British Film Institute 2017

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