映画『ゴッズ・オウン・カントリー』の拡大公開・新ポスタービジュアルが完成。新たにスチール9点も解禁となった。
第90回アカデミー賞で脚色賞を受賞したほか4部門にノミネートされ、世界中に主演のティモシー・シャラメの虜になる女性を続出させた『君の名前で僕を呼んで』。日本でも4月に公開されるや満席が続きブームを巻き起こした。『君の名前で僕を呼んで』と全く同じ、2017年のサンダンス映画祭や、第67回ベルリン国際映画祭でほぼ同日に上映され、数々の賞も受賞していながら、対照的に日本では全く配給が付かず、日本での劇場公開が危ぶまれていた映画『ゴッズ・オウン・カントリー』。
拡大公開・新ポスタービジュアルは、先月の公開時にも使用された主人公ふたりのビジュアルや、「“神の恵みの地”で、僕らは出逢い、愛し合った──」というキャッチコピーは敢えてそのままに、世界中で受賞した映画賞の数々がより明確に表現された。
さらに、ジョニー(ジョシュ・オコナー)と、ゲオルゲ(アレック・セカレアヌ)の2人の関係が匂い立つスチールも解禁。出会って暫くは対立してばかりだった頃の2人の姿や、本作の重要な舞台である牧場の石垣の前でのカット、愛し合う関係になるも初々しさが感じられる2人の姿がとらえられている。
先月の公開時に開催されたトークイベント時の観客アンケートで、ジョニーよりも圧倒的な人気であることが判明したゲオルゲ。ネット上でも「スパダリのゲオルゲ」と大絶賛。“スパダリ”とは、“スーパーダーリン”の略称。パートナーをこよなく愛し、整った容姿、高身長、高学歴、高収入、知性と包容力も兼ね備えたハイスペックな男性を指す。孤独でやり甲斐を感じられない寂れた牧場での日々の労働を、酒と行きずりの不毛なセックスで紛らわしていたジョニーの前に突然舞い降りた運命の男、ゲオルゲ。究極のスパダリが、怠惰な青年を優しく導き、育み、その青年が成長していく姿も本作の見どころのひとつだ。
映画『ゴッズ・オウン・カントリー』は2月2日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋、センチュリーシネマ他にて全国公開
(C)Dales Productions Limited/The British Film Institute 2017