映画『ボヘミアン・ラプソディ』が興行収入100億円を突破した。
昨年11月9日の日本公開から75日目(11週目)となる1月22日までの累計興行収入が興行収入100億円を突破。累積動員7,270,904人、累積興行収入10,041,687,580円となった。公開初週末から5週目まで週末の興行収入が前週対比より上がる異次元の右肩上がりとなった本作はまさに異例づくしの作品だ。
構想から映画完成まで9年。当初は難航したキャスティングや撮影中の監督解雇に公開前の批評家からの賛否両論。ハリウッド作品としては決して高くない製作費5200万ドル(約57億円)のロックミュージシャンの姿を描いたドラマ作品が、なんと世界興行収入7億9600万ドル(約880億円)を稼ぎ出した。この世界興収の数字を牽引したのは、全米(US興収2億ドル/約220億円)を除いたインターナショナル興収でNo.1となった日本の成績が牽引していることは言うまでもない。
異例づくしの100億円突破、2018年映画興行ランキングNo.1(日本国内)、インターナショナル興収No.1(全米除く)となる世界も驚く日本での特大ヒットは、映画ファン、往年のクイーンファンはもちろん、当初は予測できなかった親子鑑賞や、クイーン未体験の若い層への拡がり。さらには応援上映や特殊フォーマットでの新しい映画体験によるリピーター鑑賞など、様々な要因が重ねっての社会現象となったからこそ。
第91回アカデミー賞5部門ノミネート(作品賞、主演男優賞、編集賞、音響編集賞、録音賞)も発表され、『ボヘミアン・ラプソディ』クイーン旋風の勢いは止まらない。ラミ・マレックのアカデミー賞のノミネートに関してのコメントも到着した。
ラミ・マレック コメント
本作に関わったすべてのキャストやスタッフを代表してアカデミー会員に感謝します。そして、プロデューサーのグラハム・キング、編集のデニス・オサリヴァン、20世紀フォックス映画、ニューリージェンシー、そしてブライアン・メイとロジャー・テイラーと“クイーン”へ大感謝です。フレディ・マーキュリーを演じられたことは一生の宝もので、このノミネートは偉大なるフレディを称える勲章です。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は大ヒット公開中
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