ジェイソン・モモアが主演を務める映画『アクアマン』より、主人公アクアマンと海底帝国アトランティスの王オームとの壮絶な一騎打ちを収めた海中バトル映像が解禁となった。
映像に映し出される壮絶なバトルは、海中の覇者を決める為のアクアマンとオームとの真っ向勝負。どちらが海中のNo.1かを決めるための大一番だ。アクアマンを睨みつけるオームの目は鋭く激しい怒りに燃える。「我が父の武器は無敵の矛だ!」と大きくジャンプし渾身の一撃を加えるオーム。アクアマンもオームの怒りに全身で応えるように、会心の一撃を避けようともしない。激しくぶつかり合う矛と矛。水圧をものともせず、 お互いの鋭い切っ先をすれすれで避けきる壮絶な2人のせめぎ合いは、まるで日本生まれのアクションマンガのよう。正に海中の天下一を決めるに相応しい、壮絶な本編シーンとなっている。
この海中バトルシーンを描いた本編シーンは、本作の監督でヒットメーカーのジェームズ・ワンが最も力を入れたシーンの1つ。ジェームズは「海中のバトルシーンは、この映画の監督を引き受けようと思ったきっかけでもあります。僕は従来とは別次元のバトルシーンを作り出したいと思ったのです。僕は今でも『マトリックス』を初めて観たときの自分の反応を覚えています。香港映画のような雰囲気を持ちながら、サイバー・パンクや、アルフレッド・ヒッチコック作品のような要素もあった。あの作品には特有の空気がありました。それを僕は表現したかったのです。だから、海中のバトルシーンでは皆がこれまでに観たこともない、ビジュアル的にビックリするようなバトルを披露したいと強く思ったのです。」と語り、映画史に残るような“特別なシーン”にしたかったことを話す。
アクアマンを演じたジェイソン・モモアは、このバトルシーンを実現するべく、撮影中にも徹底した肉体作りを欠かさなかった という。ジェイソンは「僕は毎日トレーニングしていたよ。少なくとも2時間はね。忙しい撮影の合間にもトレーニングを欠かさなかった。そして激しい戦いが出来るようにダイエットもしたんだ。撮影中に僕は常に体を調整していたんだよ!」と語り、ただの魅せるだけの肉体づくりだけではなく、激しいアクションをこなす為の、より実践的な体づくりを徹底して行ったことを明かした。大柄な体にさらに磨きをかけ、肉体を極限にまでビルドアップさせたジェイソンの迫力には、海中のみならず地球上の誰もが戦慄を覚える。
そんなジェイソン=アクアマンとのバトルシーンは、さぞオーム役のパトリック・ウィルソンにはプレッシャ―かと思いきや、「ジェイソンとのバトルシーンはそれほど大変ではなかったよ。僕には2人の兄がいるんだけど、僕の身長は183cmで、2人の兄は、186cmと189cm。子供の頃僕は一番背が低かったから、いつも2人の兄を見上げていた。それでもケンカをよく吹っ掛けていたんだ!『背丈は関係ない、さーやろうぜ!』って感じだね(笑)」とパトリックは語り、幼少期の兄弟げんかを思い出しながら撮影に挑んだことを明らかにした。
映画『アクアマン』は大ヒット公開中
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