オスカー助演女優賞ノミネート、レジーナ・キング魂の演技が光る『ビール・ストリートの恋人たち』本編映像

本年度アカデミー賞助演女優賞ノミネート、オスカー獲得の筆頭候補として話題のレジーナ・キング魂の演技が光る映画『ビール・ストリートの恋人たち』本編映像が解禁となった。

ビール・ストリートの恋人たち

本作でレジーナは、19歳という若さで子供を宿し、無実の罪で投獄された恋人ファニーのために、身重な身体で懸命に闘うヒロイン・ティッシュの母・シャロンを熱演。すでに本作で、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞やゴールデン・グローブ賞といった数々の賞レースで助演女優賞を獲得。現在、同部門の中で最多の43ノミネート、うち36の賞を受賞、オスカー獲得が最有力視されている。

ビール・ストリートの恋人たち

今回解禁された映像は、新しい命に対しての希望と責任、そして無実の罪で投獄された恋人ファニーのことを思い、悪夢をみてうなされるティッシュを優しく励ます、レジーナの母の演技が光る重要なシーン。「愛があったからお前が生まれた。愛を信じるならうろたえないで、信じるのよ」と語りかける姿からは、愛する娘を見守る優しさはもちろん、母として、女性としての内なる強さを感じさせる一幕だ。

ビール・ストリートの恋人たち

バリー・ジェンキンス監督はシャロンというキャラクターを「原作では、ボールドウィンはシャロンの描写に最も力を注いでいた。ティッシュとファニーの愛と、娘の中に宿った新しい命を守ろうとするキャラクターだから。」と語っている。レジーナの演技について「彼女の強さは自己犠牲の上に成り立っていると観客に気づかせることができる。シャロンは周りの人たちにとっては力強い存在だが、それゆえ自身に負荷をかけ、脆弱な部分を悟られずとしている。」と、シャロンという女性の強さから、その裏に隠された脆い部分までをも表現することができているとレジーナに絶大な信頼を寄せている。

レジーナ自身、作家・監督・プロデューサーとしての経歴を持つ多才な女性。そんな彼女が、愛と信念を諦めない母親シャロンとして、現代へも伝えたいメッセージを体現している本作。アカデミー賞授賞式は日本時間2月25(月)に行われる。

映画『ビール・ストリートの恋人たち』は2月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開

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作品情報

ビール・ストリートの恋人たち

ビール・ストリートの恋人たち

3.7
2019/2/22 (金) 公開
出演
キキ・レイン/ステファン・ジェームス/レジ―ナ・キング/コールマン・ドミンゴ/マイケル・ビーチ/ディエゴ・ルナ/エド・スクライン/ブライアン・タイリー・ヘンリー/デイヴ・フランコ/ペドロ・パスカル ほか
監督
バリー・ジェンキンス