アニメーション監督・原恵一の最新作『バースデー・ワンダーランド』のポスタービジュアルが解禁となった。
本作は、『クレヨンしんちゃん 嵐を 呼ぶアッパレ!戦国大合戦』『河童のクゥと夏休み』などで知られるアニメーション監督・原恵一の最新作。原作は累計発行部数50万部突破の大ベストセラー、柏葉幸子著「地下室からのふしぎな旅」(講談社青い鳥文庫)。主人公アカネの声優には、『万引き家族』(2017)など話題作の出演が続く実力派女優・松岡茉優。自身も大ファンで尊敬する原監督作品で、アニメーション映画初主演(声優)として挑む。
解禁されたポスタービジュアルには、主人公で自分に素直になれない普通の女の子アカネがまっすぐにこちらを見つめる姿が描かれており、その透き通ったように綺麗な瞳がとても印象的だ。
力強いまなざしを向けているが、実は内気で自分に自信がないアカネ。しかし誕生日の前日、謎の紳士ヒポクラテスとその弟子で身長 15 センチの小人のピポと出会い、ワンダーランドの救世主にされ、強引にワンダーランドへ連れ出されてしまう。失くしていた“宝物”を見つける大冒険の先にある、驚くべき運命とは…?原監督が織りなす幻想的な世界観と、アカネが体験する感動の冒険に期待が高まるビジュアルとなっている。
また、原監督と『クレヨンしんちゃん』シリーズなど数々の作品でタッグを組んできた声優・藤原啓治と矢島晶子も本作に出演。矢島は、「原監督は“泣かせよう”とする演出はされていないと思います。演技でもそうですが“泣かせよう”と意図すると、かえって伝わらなくなってしまうので。本作でも原監督が魅力に感じる物語やキャラクターを私たちに見せてくれているだけなのに、その結果涙が流れるなんて本当に素敵なことですよね」と大絶賛。
さらに藤原も、「『オトナ帝国の逆襲』の時もでしたが、泣かせようと意図しているわけではないのに、それでも“泣けるアニメーションの名手”と言われているのは、監督の目線の優しさのおかげかなと思います。本作はこれまでの作品と同じで指示が的確で、監督のやりたいことが見えているように感じました」と、27年以上も原監督作品に出演してきた2人も太鼓判を押している。
映画『バースデー・ワンダーランド』は4月26日(金)より全国ロードショー
(C)柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・