全国319スクリーンで公開された映画『翔んで埼玉』。初日は平日ながらも各地の劇場へ多くの観客が足を運び、連日大盛況。そんな大ヒットを受けて、二階堂ふみとともに主演を務めたGACKTが緊急帰国。大ヒット御礼舞台挨拶第2弾が行われた。
登壇者には、麻実麗(GACKT)の家政婦役おかよを演じ、自身も埼玉県出身である益若つばさ、本作のメガホンを執った武内英樹監督も劇場に駆けつけ、観客へ感謝の言葉を伝えた。
興行収入20億円、観客動員数150万人の大ヒットに、GACKTは「この反響に監督が一番驚いているのでは?初日の舞台挨拶の後に中打ちをしたんですが、監督がそのときの挨拶で半分涙しながら、『ここにこぎつけるまでに、心折れそうになることがたくさんありました。なんとかここまで辿り着けて、公開できたこととても嬉しく思います。』と涙流しながら話してる姿に、京本さんがクスクス笑ってて(笑)。なんて人だと思いましたが、個性的でステキな俳優陣で、この作品を迎えられたこと、心から感謝しております。今日は無理なフライトで体調を崩していたのですが。この舞台挨拶の為に翔んで急遽緊急帰国をして、(日本に)帰ってきました。こうして皆さんの笑顔が見られて、帰国して改めてよかったなと思いました」と真摯にコメント。
益若は「家政婦役おかよを演じました益若つばさです。『翔んで埼玉』ヒットしましたね!友達に『すごい。』、『バズってる!』と行く先々で声をかけてもらえたり、イベント先では埼玉ポーズでお写真を撮ることも多くなりました。私自身も作品のファンなので、2〜3回目の方も楽しんで見ていただきたいです。」と笑みをこぼした。
舞台挨拶後半では、映画『翔んで埼玉』の大ヒットを受け、「邦画史上最大の茶番劇(・・・)」とキャッチコピーにある本作、観客へ感謝の気持ちを込めて、映画を観た回数分の埼玉県名産の【狭山茶】をキャッシュバックプレゼント。MCとのコールアンドレスポンスに対して、2回以上のリピーターが約8割、そして5回目以上のリピーターは6割以上と、平均5回以上のリピーターが多数いることが判明。
その反応を観たGACKTは「頭おかしいですよ!?」と一言。中でも、最高視聴回数は驚異の16回という強者も。16個の狭山茶をGACKTから贈呈されると「とても嬉しいです、ありがとうございます。」と喜びの言葉を大量の狭山茶を手にしながら話していた。GACKT「こんな回数をご覧いただいたということは、何か心に悩みでも抱えていたんでしょうか?」と不思議そうに質問が飛ぶと、ファンからは「各地の劇場を回って観ていました。所沢、池袋は2回も行きましたね。その中でも一番盛り上がっていたのは池袋でした。上映後、2回とも拍手が巻き起こっていたんです。」とコメント。その言葉に対してGACKTは「やっぱり、池袋は埼玉県人にとって夢の町なんだね。」と、最後まで埼玉県人をディスることを忘れずに、その場を締めた。
更に各地で盛り上がりを見せている本作に対して、「先ほど各地の反応も楽しみたくて何回も観た、という言葉がありましたが僕も東京のどこかの劇場に潜入して、映画を観てみようかなと思いました。」とコメント。その言葉に監督やMCからは「GACKTさんのままで行かれるんですよね?変装とかされないイメージなのですが。」「変装してもばれてしまうので、いつもしませんが、麗様の格好をして劇場に行ってみたりするもの良いですね。」と、お忍びで劇場に向かうことを示唆し、会場を沸かせた。
映画『翔んで埼玉』は大ヒット公開中
(C)魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』/宝島社