第91回アカデミー賞で脚色賞を受賞したスパイク・リー監督最新作『ブラック・クランズマン』が、いよいよ3月22日(金)より公開される。
第71回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞し、第76回ゴールデングローブ賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞と4部門にノミネートされた本作。
熱い信念を持った黒人警官のロン・ストールワースを演じたジョン・デヴィット・ワシントンと、常に冷静で頼れる白人警官、フリップ・ジマーマンを演じたアダム・ドライバー、2人の魅せるバディプレーは世界中で評価され、第91回アカデミー賞ではスパイク・リーが脚色賞を受賞し、作品賞にもノミネートされるなど世界中の話題をさらった。
そんな本作の大きな魅力は、ジョン・デヴィット・ワシントンとアダム・ドライバー演じる2人の対照的な警官の最強バディっぷり。フリップを演じたドライバーは、「フリップは最初、機械的に仕事をしていて、そこに私的な感情は全くなかった。ロンが個人的な感情を持って任務にあたっているのを見て、フリップは、ハラハラする。ロンの行動がさっぱり理解できないんだ。でも、ストーリーが進むにつれて、フリップも個人的な思い入れを抱かずにはいられなくなってくる」と劇中のフリップの微妙な感情の変化について語る。
一方でロンを演じたワシントンは、相棒のドライバーについて「アダムの集中力は、本当にすごい。役に対してすごく熱心なんだ。僕が役者として、着実に成長できるように背中を押してくれた。本当にいい人で、アダムの働き方や、プロとしての考え方には憧れる。彼と一緒に、ストールワースの物語を伝えられるのを光栄に思う」と大絶賛する。
そんな2人の織り成す絶妙なコンビネーションは「リハーサルの時からなんだ。撮影が始まってから仲が深まったわけじゃない。2人の間の良い雰囲気を、映画を見て感じ取ってほしい」と、リー監督も太鼓判を押すほど。お茶目なロンとクールなフリップの次第に深まり変化していく関係性にも注目しながら、その息ピッタリな見事な掛け合いにも是非劇場で注目して観てほしい。
映画『ブラック・クランズマン』は3月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
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