サイモン・ベイカーが初監督・製作・脚本・主演を務める映画『ブレス あの波の向こうへ』の日本公開が決定した。
原作は、日本の直木賞にあたるオーストラリアで最も栄誉あるマイルズ・フランクリン文学賞を受賞したティム・ウィントンによる自伝的小説「ブレス:呼吸」。サーフィンを通して成長していく美しき少年たちの姿を描く。TVドラマ「メンタリスト」(08-15)で知られ、当時“最もセクシーなTV俳優”の称号を得たオーストラリア出身の人気俳優サイモン・ベイカーが、この原作に惚れ込み、初監督・製作・脚本、主演も務めた。
サーフィンが重要となる本作でベイカーは「サーフィンを習得するよりも演技を学ぶ方が簡単!」と考え、演技経験のない実際のサーファー、サムソン・コールターとベン・スペンスを抜擢。2人はサーファーならではの柔軟かつ身体能力の高さを演技でも発揮しており、歳を重ね渋みを増したベイカーとの共演で鮮烈な印象を残す。また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』などに出演するエリザベス・デビッキが少年たちを翻弄させる女性として登場するほか、『ムーラン・ルージュ』ほか多数の作品に出演しているベテラン俳優リチャード・ロクスバーグが主人公の父親役として脇を固めている。
映画『ブレス あの波の向こうへ』は7月27日(土)より新宿シネマカリテ他全国順次公開
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