二階堂ふみ×山﨑賢人が13日、109シネマズ名古屋にて行われた映画『オオカミ少女と黒王子』舞台挨拶イベントに出席した。
本作は、恋愛経験ゼロなのに彼氏とのラブ話を語る“オオカミ少女”篠原エリカと、見た目は王子で中身は超ドSの“黒王子”佐田恭也の恋愛模様を描く絶対服従ラブコメディ。
二階堂と山﨑の登場に、観客から割れんばかりの黄色い歓声が。二階堂は「今日来ている方は抽選でたくさんの応募があったんですよね」と試写会の応募倍率が125倍ということに驚きながら、「今日は楽しんでください」とコメントを寄せ、山﨑も「お集まりいただきありがとうございます。一足早く観れるということなので楽しんで帰ってください」とあいさつ。
舞台挨拶の前に名古屋のご当地グルメである桜エビのかき揚げときしめんを食べたといい、2人とも口を揃えて「美味しかった!名古屋好きになりました」と笑顔で名古屋を楽しんだことを報告した。
少女漫画原作の映画出演が初となる二階堂は「1つの文化になっている少女漫画原作の映画なので、やらせていただけるのがうれしかった」とオファーがあったときの気持ちを明かし、「久しぶりに山﨑君とできてうれしかった」と再開を喜んだ。山﨑も「6年ぶりだよね。実は僕のデビュー作だった」と感慨にふけり、「お互い大人になったねって話したよね」と振り返った。
劇中では、二階堂演じるエリカを犬のように扱うドSな黒王子・恭也を演じた山﨑。MCから自身と重なるかと問われると「想像にお任せします(笑)」とにっこり。「今まで少女漫画が原作の作品をやらせていただいていたんですけど、今までにない役なので挑戦だった」と明かし、「廣木監督とふみちゃんとできるので現場に入る前から楽しみだった」と笑顔を見せた。
そんな山﨑が演じたキャラクター・恭也を二階堂は「原作のキャラクターが強い個性を持っているので、難しい役だと思ったけど、男性から女性から見ても面白い」と絶賛していた。
現場の雰囲気は2人とも「楽しかった!」と答え、山﨑は「吉沢亮くんと仲が良くて福岡でほぼ毎日3人で撮影後にご飯を食べに行った」、二階堂は「収録の時にみんなでご飯食べに行きました」と共演者とのエピソードを披露。撮影現場でも二階堂と山﨑はふざけ合っていたようで、二階堂は「2人でのカメラの回っていない時のやりとり、空気感が作品に出ているかと思うので、すごくいい映画になっています」と作品をアピールし、「山﨑君が今までにない素敵な役で、今回の役はかっこいい役になっていると思います」と褒めちぎっていた。
映画『オオカミ少女と黒王子』は5月28日より全国ロードショー
【CREDIT】
原作:八田鮎子「オオカミ少女と黒王子」(集英社「別冊マーガレット」連載)
監督:廣木隆一
出演:二階堂ふみ、山﨑賢人/鈴木伸之、門脇麦、横浜流星、池田エライザ、玉城ティナ、吉沢亮/菜々緒
主題歌:back number「僕の名前を」(ユニバーサル シグマ)
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
公式サイト:ookamishojo-movie.jp
(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会