巨匠リドリー・スコット監督が贈る『グラディエーター』の伝説を継ぐ新たな物語　『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』をIMAXで観るべき理由とは――。

2024年11月14日

▶︎すべての要素にこだわり、世界最高レベルの臨場感を追求したのがIMAX

① 視界いっぱいの巨大なスクリーン
IMAXシアターに入ったら、まずはスクリーンの大きさに注目。床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンはIMAXの特徴のひとつ。視野全体で映画を感じることができる。スクリーンと客席の距離が近く、表面も若干湾曲していることから、観客を映像が包み込み、まるで“映画の世界に入り込んだ”かのような臨場感を味わえる。

② 圧倒的な明るさ
特許を持つ独自の映像処理技術「デジタル・メディア・リマスタリング技術（DMR）」により、映画製作者の眼に映った映像を最大限のクオリティで表現が可能。上映に際しては最新鋭のプロジェクターを採用。それによって鮮明さと暖かみのバランスがとれ、細部までくっきりと映し出される明るくクリアな映像は、これまでにない圧倒的なリアリティをもたらす。その美しさに、きっとあなたも息をのむはず。

③ カラダの芯まで揺さぶる高精度なサウンド
お腹の底まで響く大音響から肩ごしに聞こえるささやき、さらに人の耳では捉えきれない音域までカバーすることで、微妙なニュアンスも忠実に再現。聴くというより、“全身で感じるようなサウンド”を実現している。カスタムな配置と完璧なチューニングで、実際に“その場にいる”かのような臨場感を生み出し、シアター内の“どこに座っていても”理想的なリスニング環境になるよう設計されているから驚きだ。

▶︎魂を突き刺す、唯一無二の劇場体験　『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』をIMAXで体感せよ！11月15日（金）公開

2000年に公開され第73回アカデミー賞において12部門にノミネート。作品賞・主演男優賞（ラッセル・クロウ）を含む５部門受賞を果たした、巨匠リドリー・スコット監督による傑作『グラディエーター』。その24年ぶりの待望の続編であり、伝説を継ぐ新たな物語『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が、11月15日(金)よりIMAX他にて全国公開される。

古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、剣闘士（グラディエーター）として苛烈な戦いに身を投じる男の姿を描いたスペクタクルアクションが、世界中の映画ファンの心を掴みラッセル・クロウを一躍スターダムに押し上げた『グラディエーター』。その後の物語となる本作では、ローマ帝国軍の侵攻により愛する妻を殺された挙句、自らも捕虜となったルシアスが、ローマへ赴き、剣闘士となり、復讐心を全身にたぎらせていく。

海上からの攻撃や、円形闘技場でのヒヒやサイ、海中を泳ぐサメとの対決など、2000年当時は不可能だった最新技術を駆使することで、戦闘シーンや格闘シーンがさらにグレードアップしている本作。視界いっぱいに広がる大きなスクリーンと、身体の芯まで揺さぶる高精度な音響環境を誇るIMAXで鑑賞すれば、まるで古代ローマへとタイムスリップして、円形闘技場の観覧席で、命がけのショーを見届けているかのような、緊張感と興奮に全身が包み込まれる。

紀元前200年頃。激闘の末、剣闘士マキシマス（ラッセル・クロウ）が皇帝コモドゥス（ホアキン・フェニックス）に勝利したことで、大きな転換点を迎えたかに思われたローマだったが、十数年後、次なる暴君・カラカラ帝＆ゲタ帝の圧政により、市民は苦しい生活を強いられていた。

そんななか、アフリカ北部に位置するヌミディアに将軍アカシウス（ペドロ・パスカル）率いるローマ帝国軍が侵攻。戦士として共に闘う最愛の妻を殺され、アカシウスへの復讐を胸に誓った主人公・ルシアス（ポール・メスカル）は、捕虜として拘束された後、謎の奴隷商人・マクリヌス（デンゼル・ワシントン）に買われ、ローマへと赴くことになる。

剣闘士（グラディエーター）となった彼は、力のみが物を言うコロセウム（円形闘技場）の戦いで、猛獣を相手に類まれなる戦闘能力を発揮。やがて、元皇帝コモドゥスの姉で、将軍アカシウスの愛人であるルッシラ（コニー・ニールセン）に、みずからの出生の秘密を知らされる。果たして、ルシアスはアカシウスに復讐を遂げることができるのか――！？

主人公ルシアスを演じるのは、『aftersun／アフターサン』や『異人たち』で繊細な役柄を演じ、俳優として高い評価を得てきたポール・メスカル。骨太なルシアスの役作りのために8キロも増量し、剣使いも猛特訓。強烈な存在感を見せつけている。

妖しさ満点の謎の奴隷商人・マクリヌスに扮するのは、泣く子も黙る名優、デンゼル・ワシントン。さらに、『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリン役でお馴染みのペドロ・パスカルが、ルシアスの敵・将軍アカシウスに扮し、「ストレンジャー・シングス未知の世界」でブレイクしたジョセフ・クインが、フレッド・ヘッキンジャー扮する兄・カラカラ帝の弟ゲタ帝を好演。前作から続投となるコニー・ニールセンが、ほぼ紅一点で、ルッシラを熱演する。

血しぶきが飛んできそうなほどリアルな戦闘＆格闘シーンはもちろんのこと、『グラディエーター』の象徴的な場面が美しい抒情的なアニメーションで再現されたオープニング映像や、最先端技術と古代から続く職人技を目を見張るレベルで融合させた美術や衣裳の数々にも、心を鷲掴みにされてしまった。薄暗い場面さえも鮮明に映し出し、迫力ある音響と共に究極の没入感を促すIMAXで鑑賞すれば、魂を突き刺す、唯一無二の劇場体験となるはずだ。

「これぞ、映画だ！」と思い知らされる、巨匠・リドリー・スコットが贈るスペクタクル超大作『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を、IMAXで体感せよ！

文・渡邊玲子