ハリウッドを代表する名優ロバート・レッドフォードの最新作であり、惜しまれつつも俳優引退作となる映画『さらば愛しきアウトロー』の日本版予告が解禁となった。
本作は、実在した伝説の銀行強盗犯を描いたデヴィッド・ロウリー監督の最新作。1960年にデビューしたのち、『明日に向って撃て!』(69)で一躍大ヒットを記録、『スティング』(73)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その実力を認められたハリウッドを代表する名優、ロバート・レッドフォード。60年近くに及ぶ役者人生の中で膨大な人数のファンを獲得し、すべての時代に名作を刻み続けてきた本物のスター俳優が本作を最後に引退する。
米有名映画レビューサイト「ロッテン・トマト」で満足度92%の高評価を獲得(※2019年4月23日時点)し、「レッドフォードの演技は記憶に残り続けるだろうーRogerEbert.com」「この映画はあなたを笑顔にする贈り物だーEntertainment」など世界中の映画ファンからの圧倒的な支持を集める話題作だ。
映像は、ロバート・レッドフォード演じる伝説の銀行強盗フォレスト・タッカーが颯爽と着こなしたコートの上着を開いてポケットの中の拳銃をチラッと見せ「口座を作りたいんだが」と、銀行を次々に訪れるシーンから始まる。タッカーの強盗犯らしからぬにこやかな笑顔の紳士的な態度に、銀行員たちは強盗にあったにも関わらず、「すごく紳士的だった」「とても礼儀正しかった」「いい人に見えた」と次々と称賛の眼差しで答える。
また、ジュエル(シシー・スペイセク)が、タッカーが堅気の人ではないと感じつつも優しく理知的な魅力に心を奪われている姿が。ジョン・ハント刑事(ケイシー・アフレック)は、2年間に5州で93件もの銀行強盗を成功させていた、タッカーと強盗仲間のテディ(ダニー・グローヴァー)、ウォラー(トム・ウェイツ)に、自分が手錠をかけたいと誓い捜査を進めていく中、押収品の100ドル札に書かれたフォレストからの「幸運を祈る」のメッセージに思わず笑いを浮かべてしまう。捕まえたいと思う反面、その生き様を知れば知るほど、フォレストの“仕事の流儀”に魅了されていく姿が伺えるシーンだ。
後半では紙幣をばら撒きながら車で逃亡するフォレストと、サイレンを鳴らしながら追うパトカーとの激しいカーチェイスや、指で銃のポーズを作り狙い撃ちする姿など、往年のレッドフォード作品を彷彿させる胸熱なシーンが収められている。ラストは、乗馬姿で背を向け「ポケットに銃を、唇に微笑みを、人生に愛を。」の言葉で締めくくられる。タッカーとレッドフォード、二人の“愛しきアウトロー”からの最後のメッセージともとれる本編を存分に期待させる予告映像に仕上がっている。
さらに予告とあわせて、新場面写真5点を解禁。草原で物思いに耽るタッカーのカットや、レストランでハント刑事と妻のモーリーン(チカ・サンプター)の仲睦まじい姿が伺える写真、テディとウォラーが銀行強盗で手にした大金を机に並べているものなど、本作を彩る豪華出演者のシーンが切り取られている。
4月26日(金)からはムビチケが発売開始。特典として海外版ビジュアルのポストカードと、タッカーが銃のポーズを構えているシーン、または、ジュエルとタッカーが微笑みあうシーンのいづれかのポストカード2枚セットが数量限定で付いてくる。
映画『さらば愛しきアウトロー』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開
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