ロバート・ゼメキス監督の新作が7月公開、スティーブ・カレルが脳障害抱えた実在の男性役で主演

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ 一期一会』のロバート・ゼメキス監督が映画化を熱望した感動の実話『マーウェン』(原題:『Welcome to Marwen』)が、7月19日(金)より公開されることが決定した。

マーウェン

ヘイトクライム(憎悪犯罪)の被害者で、障害を抱えながらも独自の世界観でカメラマンとして認められた、マーク・ホーガンキャンプのドキュメンタリー『Marwencol』を映画化した本作。ファンタジーに溢れた、トラウマを抱えた男の感動のヒューマンドラマだ。ロバート・ゼメキス監督は、ドキュメンタリーを観て「すぐに魅了された。誰もが生きることに苦悩している時代。それは普遍的なテーマです」と語り、想像力で自分を癒し、魂を回復させる1人の男の戦いを描く。

マーウェン

主演は、『バイス』や『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』、『ビューティフル・ボーイ』などのスティーブ・カレル。「ドキュメンタリーを見てすぐに、どのような形でもいいから関わりたいと思った」と、カレル自ら出演を申し出た本作で演じたのは、5人の男からリンチを受け脳に障害を負った実在の男性、マーク・ホーガンキャンプ。心に深い傷を負った1人の男の苦しみと葛藤、そして自らと向き合いながら再生していく姿を、「マイノリティでも堂々と生きるべき」というメッセージに溢れた作品に描き上げている。

マーウェン

また、本作の現実と空想が交差する壮大な世界を表現するために注ぎ込まれた製作費は、実に3,900万ドル(およそ44億円)。マークが制作したジオラマの中を、ミニチュア人形となった美女たちが動きまわるというファンタジーに溢れた本作は、1995年に公開された『フォレスト・ガンプ 一期一会』のようなヒューマンドラマをストーリーの軸として、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズファンも喜ぶ<あのマシン>を登場させるなど、ゼメキスワールド全開の作品となっている。

映画『マーウェン』は7月19日(金)より全国ロードショー

(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS

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