ソフィー・ターナー「X-MENは人々に愛されるレガシー」、『X-MEN:ダーク・フェニックス』韓国でファンイベント

映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』アジアファンイベント&記者会見が27日、韓国・ソウルにて開催され、主演のソフィー・ターナーら豪華キャスト、サイモン・キンバーグ監督らが登場した。

午前10:00からの記者会見では、サイモン・キンバーグ監督、エヴァン・ピーターズ、タイ・シェリダン、マイケル・ファスベンダー、ソフィー・ターナーの順で一人ずつ登場。ソフィーはクリーム色のブラウスにカーキ色のパンツスタイルで登壇した。

写真撮影のあとQ&Aが始まり、ソフィーの演技について、ファスベンダーは「最強のジーン・グレイが中心で、これがラストに相応しい。そのジーンをソフィーは見事に演じていて、役柄に没入するってこういうことかと思った。役者としてすごくインスピレーション感じた」と、彼女の演技には感心した。恋人のサイクロップスを演じたシェリダンも「カメラの回っていないときはすごくいい人なのに、カメラが回ると本当にダークになる。ソフィーと共演できて誇りに思う」と絶賛。

これを受けソフィーは「ジーン・グレイという主役を任せてくれて本当にうれしかった。このシリーズは製作陣とキャスト陣が人間性のあるキャラクターをしっかりと作り上げてきたから人々に愛され、レガシーがある」と本シリーズの存在をたたえ、「今度の『ダーク・フェニックス』はアクションもすごいの!」と胸を張った。

人気キャラ、俊足のクイックシルバー役のピーターズに対して「同じくアメコミの俊足ヒーロー<フラッシュ>とどっちが速いと思うか」との質問が飛ぶと、「クイックシルバーさ!」と自信満々に答え会場は大爆笑。ファスベンダーは「シリーズの中でだれが一番原作のキャラクターとイメージがあっているか?」という質問に、「ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンかな、あとハル・ベリーもパトリック・スチュワートもいいけど、やっぱり“僕のマグニートー”が一番はまっているね」と自画自賛、場内の笑いを誘った。

『X-MEN』シリーズにこれまで携わり、今回初監督作として最終章を手掛けることになったキンバーグは、「監督としては初めてでしたが、ずっと製作現場にいたので色々なことを学んだし、優秀なスタッフたちに恵まれ助けられました。なによりも素晴らしい俳優たちが僕を信じてくれたから。僕らはずっとチームでやってきたから家族のようなもので、いい雰囲気の中で監督できてうまくいきました」 と、長年シリーズに携わった仲間たちとの絆をアピール。

家族のような絆についてシェリダンは、「最高の家族で最高の物語が作れた」と、集大成にふさわしいドラマに自信をのぞかせる。最後に監督が「先のことはわかりませんが、ただ僕らはとにかく〈ダーク・フェニックス〉をいかに最高のX-MEN映画にするかだけを考えて打ち込んできました。それを皆さんにお届けできていまは満足です」と締めくくった。

夜には、場所を日本でも有名なショッピングセンター、ロッテ・ワールド・タワー・モールに移し、ファンに向けたレッドカーペット・イベントを開催。センターの入り口から1階のイベント・スペースに設けられた特設ステージまで“X”をあしらったレッドカーペットが敷かれ、2000人近いX-MENファンが囲んだ。

本作のプロデューサーのハッチ・パーカー、キンバーグ監督、ピーターズ、シェリダン、ファスベンダーらが気さくにファンとのサインや自撮りに応じながら会場内へ。ソフィーが昼の記者会見とは異なるゴージャスかつセクシーな衣装で現れると、会場の興奮は最高潮に。

壇上に上がったゲストたちは、ここであるゲームに参加。それはランダムにスクリーンに表示される『X-MEN:ダーク・フェニックス』のキャラクターの決めポーズを速攻で演じるというもの。クイックシルバーが出題された時は、全員が走るポーズ、お題がサイクロップスの時は、皆がこめかみあたりを指で押さえるなど、息のあったところを披露した。

映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より全国公開

(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

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作品情報

X-MEN:ダーク・フェニックス

X-MEN:ダーク・フェニックス

3.7
2019/6/21 (金) 公開
出演
ジェームズ・マカヴォイ/マイケル・ファスベンダー/ジェニファー・ローレンス/ニコラス・ホルト/ソフィー・ターナー ほか(日本語吹き替え)能登麻美子/木村良平/内田夕夜/三木眞一郎/牛田裕子/浅沼晋太郎/志田有彩/内山昂輝/吉野裕行/浅野真澄 ほか
監督
サイモン・キンバーグ