映画『チア男子!!』熱烈応援御礼舞台挨拶が31日、109シネマズ大阪エキスポシティにて行われ、浅香航大、風間太樹監督が登壇。6月1日(土)には109シネマズ名古屋にて、中尾暢樹、浅香航大、風間太樹監督が登壇した。
「桐島、部活やめるってよ」で知られる小説家・朝井リョウの第2作目となる青春小説「チア男子!!」を実写映画化する本作。朝井が大学在学中に、これまで女子がやるものとされてきたチアリーディングを男子がやる男子チアチーム“SHOCKERS”をモデルに執筆したもの。
物語は、道場の長男として幼い頃から柔道を続けてきた大学1年の晴希が怪我をきっかけに柔道をやめ、親友の一馬とともに男子チアチームの結成をめざす青春物語。横浜流星が男子チアの世界へ飛び込む坂東晴希を、中尾暢樹が男子チアチーム「BREAKERS」の発起人・橋本一馬を演じるほか、浅香航大、瀬戸利樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智らが共演。監督を、『帝一の國』『恋は雨上がりのように』のスピンオフドラマなどを手がける弱冠27歳の新星・風間太樹が務める。
5月31日は、109シネマズ大阪エキスポシティに、浅香航大、風間太樹監督が登壇。浅香と風間監督から、「先日山形に舞台挨拶で行ったときに、大阪にも行きたいよね、と話していて、それが本当に実現できて嬉しいです。」と挨拶。さらに、劇場内ではすでに何度も『チア男子!!』を観た来場者が多く、中には18回観たという方もおり、「ご覧いただける皆様を応援するという思いで作った作品ですが、皆さんにこうやって作品を応援していただけることが、自分たちの原動力にもなっています。本当に嬉しいです。」と風間監督がコメント。
そして、クライマックスシーンの約10分にわたるチアリーディングシーンの撮影裏側の話題になり、約3日間に及ぶチア撮影期間では、朝から1日中パフォーマンス撮影を行い、妥協なしのパフォーマンスに挑み、体力面、精神面でもギリギリの中で行なわれたことを告白。「撮影前3ヶ月の練習で培われたチーム感と、全員がこの日のために追い込んできたからこそ乗り越えられたのだと思う。」と浅香と監督が撮影を振り返った。そして、トークの時間がなくなり予定していたティーチイン時間がなくなると、監督から「#チア男子質問ボックス」でツイートしていただければ、明日全ての質問に答えます!という提案もあり、話し足りない二人のトークはタイムオーバー。最後は、お客様からの提案で、客席のお客様と一緒に「全力“たこ焼き”ポーズ」で記念撮影。
そして、翌日6月1日は、中尾暢樹も参加し109シネマズ名古屋にて、3人での舞台挨拶を行った。「名古屋に到着して、まず3人で全力で“ひつまぶし”を食べてきました!」という3人のコメントから始まった舞台挨拶は、終始、男子部室トークのような盛り上がりを見せた。公開後2人で舞台挨拶を回ることが多かった浅香航大と風間監督から、中尾暢樹に対して、「中尾くんがいると、なんか乱れるなあ。笑 もちろん、いい意味で。笑 カズっぽい。」と、BREAKERSを引っ張るカズさながらに、中尾暢樹が加わることによってチーム”BREAKERS”ならではの男子部室感丸出しの雰囲気となり、大盛り上がりの舞台挨拶となった。
そして、舞台挨拶の最後には、「公開4週目になっておりますが、上映延長や新しい劇場での上映も増えています。皆さんの声とともに益々盛り上げていければと思います。」(風間監督)。「全国の劇場に足を運ぶ機会というのは、個人的にも少ないので、こうやって皆さんとお会いすることが嬉しいです。『チア男子!!』がさらに盛り上がってまたこういう機会が持てたら嬉しいですし、それ以外でもまた皆様にお会いする機会が持てるように頑張りたいと思います。」(浅香航大)。「『チア男子!!』のコアな部分が伝わっていることがとても嬉しいです。これからまだまだ盛り上げていきたいと思います。」(中尾暢樹)とコメントした。そして、ふたたびお客様からの提案で、全員で名古屋名物「全力“しゃちほこ”ポーズ」で記念撮影し、終始盛り上がった舞台挨拶となった。
映画『チア男子!!』は全国公開中
(C)朝井リョウ/集英社・LET’S GO BREAKERS PROJECT