映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』連続上映カウントダウンイベントが27日、都内・TOHOシネマズ新宿にて行われ、日本語吹替版でスパイダーマンことピーター・パーカーを演じた声優・榎木淳弥が登壇した。
6月27日(木)をもって日本での最終上映を迎えた『アベンジャーズ/エンドゲーム』から、世界最速公開となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』へ、たすきを繋ぐカウントダウンイベントが実施された。会場となったTOHOシネマズ 新宿には、熾烈なチケット争いを潜り抜けた観客たちが、上映前からハイテンションで集結。 多くのファンがマーベル作品愛に満ちた服装で来場。特に本物さながらのスパイダーマンスーツを着た熱烈なファンには多くの視線が注がれていた。
20時から上映を開始した『アベンジャーズ/エンドゲーム』が終了し、いよいよ本作へのカウントダウンが始まった。今か今かと待ちわびる観客たちの熱気で包まれた会場に、日本語吹替版でスパイダーマンことピーター・パーカーを演じた声優・榎木淳弥が笑顔で登壇。最後の上映を終えたばかりの『アベンジャーズ/エンドゲーム』について、「スタークさんが死んでしまうシーンは、収録していてつらかった」と、感慨深げに振り返った。
さらに、トム・ホランドから、本イベントのためだけに撮影された特別コメント映像が公開。スクリーンに映し出されたトム・ホランドは、「世界最速の目撃者だ。上映を楽しんでね」と呼びかけ、観客の熱気はさらにヒートアップ。榎木はネタバレ禁止のため厳しい箝口令が敷かれているなか、本作の魅力についてギリギリまでトークを展開。
敵か味方か、ファンの間で物議をかわしているMCU初参戦となる新ヒーロー・ミステリオ(=クウェンティン・ベック/ジェイク・ギレンホール)について、榎木は力強く「すごくいい人!」と宣言。トム・ホランドが演じるスパイダーマンの吹替を過去5作全て担当している榎木は、本作のスパイダーマンの魅力を「“親愛なる隣人”の言葉に尽きる」と語った。さらに続けて、「等身大のヒーローはなかなか珍しく、高校生が頑張って悪と立ち向かっていく姿が共感を生むのではないかと思っています」とコメントを寄せた。
イベントの最後には、観客へのプレゼント大会も実施。そこにスペシャルゲストとして、スパイダーマンが登場。大きな拍手に包まれながら、舞台の段差を利用したアクロバットも披露したスパイダーマンに大きな歓声と拍手が巻き起こり、この日一番の盛り上がりに。榎木とともにプレゼント抽選を終え、イベントは大盛況で幕を閉じた。日本中の注目が集まっている本作の上映の前に、再びトム・ホランドがスクリーンに現れ、会場の観客と共にカウントダウンの大合唱がスタート。本編映像やトム・ホランドも特別に寄せた映像が入り混じる10秒間のスペシャルなカウントダウンののち、拍手と歓声が入り混じる熱狂の中で幕が上がった。
そして、6月28日(金)0時を持って待望の世界最速公開を無事に迎えられた本作。上映終了後、劇場から出てきた観客たちは「前作より色んなスーツが出てきて最高!!」「アベンジャーズシリーズをたくさん想い出して興奮した!」「最高としか言えない」と、興奮冷めやらぬ様子。さらに、TwitterなどのSNSでは「見所たくさん!みんな輝いてた!映像の迫力もすごかった!」「最高すぎて2回目の我慢ができない」「良かった!!語彙力を失うレベル!!!!」と上映終了早々に、お祭り騒ぎだった。
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は全国公開中