今年も夏の暑さを吹き飛ばすような逸品ホラー映画が届いた。一方は、そのポラロイドカメラで“撮られたら死ぬ”という呪われたカメラの謎に迫るうちに、カメラに取り憑いた人間ではない「何か」に自らも襲われてしまう青春ホラー。もう一方は、少年達が近所で多発する殺人事件の真相に迫るうちに事件に巻き込まれてしまうサイコ・ホラー。そんな“巻き込まれ型”ティーンホラー映画2作品をご紹介。
映画『ポラロイド』7月19日(金)公開
本作は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のプロデューサー、ロイ・リーが製作をつとめ、同日公開となる『チャイルド・プレイ』のラーズ・クレヴバーグが監督をつとめている。偶然手に入れた年代物のポラロイドカメラで撮影された人が次々と不審な死を遂げていく…。連鎖する死の恐怖に脅えながらもポラロイドカメラに隠された謎に学生たちが立ち向かう青春ホラー。写真の中に映り込む黒い影とは…?ポラロイドカメラに隠された悲しい過去とは…?次々と明らかになるポラロイドカメラに隠された秘密に目が離せなくなること間違いなし。
映画『サマー・オブ・84』8月3日(土)公開
『E.T.』『グーニーズ』『スタンド・バイ・ミー』『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』...etc。ジュブナイル映画黄金期の1980年代アメリカへのオマージュを捧げた、ジュブナイル&スラッシャー映画。1984年夏、近隣の町で子供たちばかりが狙われる連続殺人事件が発生。アメリカ郊外の田舎町で暮らす少年デイビーは、その犯人が向かいの家に住む警官マッキーではないかとにらみ、親友3人とともに独自捜査を開始する。はたしてデイビーの推理は正しいのか…。デイビーの行く手に待ち受けていたのは、彼の想像をはるかに超えた恐ろしい現実だった。
映画『ポラロイド』は7月19日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国順次ロードショー/映画『サマー・オブ・84』は8月3日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー