現地時間7月18日(木)米サンディエゴにて開催された「コミコン・インターナショナル」に、サプライズで映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』ジェームズ・キャメロンが中継でサプライズ出演。さらに、アーノルド・シュワルツェネッガーやリンダ・ハミルトンをはじめとした出演者が来場し、ファンと共に熱いひと時を過ごした。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』のプレゼンテーションが行われたのは、約6500人を収容できる最大の会場ホールH。注目の超大作の情報をいち早く入手しようとするファンや、思い思いのコスプレに身を包んだ熱いコスプレイヤーが集結し、会場は開演前から熱い熱気で包まれた。
オープニングでいきなり今回プロデューサーに復帰したジェームズ・キャメロンが、ニュージーランドの「アバター」シリーズの撮影現場からライブストリーミングでサプライズで登場すると、会場は一気に興奮状態に。キャメロンは、アーノルドとリンダの復帰を誰よりも望んでいたようで「本作の復帰にあたって、僕にはどうしても叶えたいことがあった。アーノルドとリンダ・ハミルトンの復帰だ。人々がT-800とサラ・コナーをとても愛し、彼らが今どうしているのか知りたがっている。僕たちは、これまで誰も見たことがない素晴らしいものを描くことができたと思うよ」と、本作への自信の胸を語る。
続けて、キャメロンの口から『ターミネーター2』でジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロングが、同役で本作に戻ってくることがサプライズで告げられると、会場一体は大熱狂に包まれた。さらに、『エクスペンダブルズ2』以来、約6年ぶりのコミコンへの参加となるT-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーをはじめ、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトン、未来から送り込まれた謎の戦士グレース役のマッケンジー・デイヴィス、地球の命運を握る女性ダニー・ラモス役のナタリア・レイエス、その弟のディエゴ・ボネータ、ダニーを抹殺する為に未来からやってきた最強の新型ターミネーターRev-9役のガブリエル・ルナ、そして監督のティム・ミラーが登場すると、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。
アーノルドは「僕は『ターミネーター』中毒だから本作に戻ってくる必要があったんだ。みんなは、本作が本当に素晴らしいものになっているから驚くと思うよ」と公開を楽しみにしているファンに向けて、期待を高まらせるメッセージを贈った。
また、シリーズへの復帰が話題になっているリンダはカムバックを決断した理由について「キャラクターは同じだけど時がすべてを変える、ということにとても興味を惹かれたの。すごくたくさんの可能性があると感じたわ。私がサラ・コナーを更に掘り下げることができると思ったの」と、サラ・コナーへの愛に溢れる想いを明かした。
更に会場では、この日の為に用意された新たなフッテージも上映されるなど、ファンにとってはたまらないひと時となった。アーノルドとリンダ、 そして生みの親ジェームズ・キャメロンらレジェンド達の帰還。そして『デッドプール』のブッ飛んだ脚本と演出で一躍高い評価を得た実力派監督ティム・ミラーが演出する、グレースたちと新型ターミネーターRev-9との壮絶な攻防。大ヒット作品『ターミネーター2』からの正当な続編で、且つ度肝を抜く映像と、ドラマチックな展開は前作を上回るクオリティとなること間違いなしだ。
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国ロードショー
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