空知英秋原作のアニメ「銀魂」完全新作となる劇場版が決定した。
シリーズ累計発行部数5500万部を超える「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)の人気コミック「銀魂」(原作:空知英秋)。抱腹絶倒のギャグと壮絶アクション、そして厚い人情をも詰め込んだ、この天下無敵の痛快エンターテイメント作品は、2018年9月に連載終了を宣言したものの、2019年になっても「週刊少年ジャンプ」から「少年ジャンプGIGA 2019 WINTER」「銀魂公式アプリ」と掲載媒体を乗り換えつつ、しぶとく連載し続けた。
そして最終回を迎えた2019年6月20日(木)まで、最終回告知がなんと3回にもわたり、あまつさえ最終話の配信が延期されるなど異例の事態が大きな話題になった。連載終了直前の3月には、「銀魂 銀祭り2019(仮)」にて完全新作アニメの制作を発表。しかし“作る(気がある)ことしか決まってない”という、まさに「銀魂」らしいお披露目となった。
最終巻となる「銀魂」第77巻(及び原作公式ファンブック「広侍苑」)発売の8月2日(金)に続報が解禁。アニメ「銀魂」完全新作は「劇場版」であることが明らかに。アニメ「銀魂」はテレビアニメが2006年に放送開始され、2018年まで全367話を放送。『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』(2010年4月24日公開)、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(2013年7月6日公開)と、実写映画『銀魂』(2017年7月14日公開)、『銀魂2 掟は破るためにこそある』(2018年8月17日)の4本の興行収入は合計100億円を突破しており、原作・アニメ・実写と無限に広がる「銀魂」ワールドが多くのファンに愛されている。
アニメ劇場版第3作目の制作となる今回は、公開時期はもちろん、オリジナルのエピソードになるか、原作で描かれるエピソードになるのか内容については一切不明。さらに坂田銀時ら万事屋のメンバーの登場についても未だ未定とのこと。
アニメ銀魂シリーズの制作を手掛ける、バンダイナムコピクチャーズ樋口弘光プロデューサーは「昨年のジャンプフェスタや銀祭り(しろがねまつり)など焦らしに焦らして・・・ホントすんませんしたァァァッ!劇場版の続報と空知先生のこれからに期待して!?楽しみに待っててください!」と謝罪コメントを発表。今後の続報に注目が集まる。
(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会