映画『エンジェルサイン』が2019年11月7日(木)よりジャカルタをはじめとしたインドネシアの5都市で開催される「日本映画祭 Japanese Film Festival 2019」のオープニング上映作品に決定した。さらに、ジョグジャカルタで開催される国際映画祭でも上映される。
全編を通してセリフを用いず、映像と音楽のみでストーリーが展開する実写映画『エンジェルサイン』。北条司自らがメガホンを取り、松下奈緒、ディーン・フジオカが出演する「プロローグ」「エピローグ」に加え、「サイレントマンガオーディション」の受賞作品である「別れと始まり」「空へ」「30分30秒」「父の贈り物」「故郷へ」の5つの物語からなる長編オムニバス映画。奇跡の訪れを告げるブルーバタフライと音楽が鍵を握る6つの物語を通して、総監督を務める北条司がひとつの「愛のものがたり」を描き出す。
国際交流基金ジャカルタ日本文化センターが主催する「日本映画祭 Japanese Film Festival 2019」は、『マスカレード・ホテル』や、昨年公開後に話題となった『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』など、2018年から2019年に公開された新作映画を中心に、多種多様な日本映画とインドネシア映画の計13作品が上映される。
「日本映画祭 Japanese Film Festival 2019」が開催されるインドネシアは、「サイレントマンガオーディション」へ最も多くの作品が寄せられるなど、日本のマンガ文化への注目も高く、本作で実写化された5作品のうち「故郷へ」は、インドネシアで制作されている。インドネシアと関係性が深い本作が、記念すべきオープニングを飾る。
北条司総監督 コメント
字幕も吹替えも必要なく、言語の壁を越えて、世界中で同時に共感していただくことを願って、この映画を作りました。インドネシアの皆さんにも、楽しんでいただけたらいいなと思います。
堀江信彦 コメント
感動は世界の共通語です。このセリフがない映画を観終わった後、自分だけのセリフが浮かんでくると思います。あなたのセリフと同じ想いを、世界中の人がそれぞれの国の言語で、共有できるはずです。
映画『エンジェルサイン』は11月15日(金)より公開
(C)「エンジェルサイン」製作委員会