ケネス・マクミラン振付の不朽の名作『ロミオとジュリエット』の全国公開が決定。ポスタービジュアルが解禁となった。
キャストとして登場するのは脇役に至るまで、演劇的バレエでは他の追随を許さない英国ロイヤル・バレエを代表するスターたち。映画『キャッツ』で白猫ヴィクトリア役を演じ話題をさらった同団プリンシパル・ダンサーのフランチェスカ・ヘイワード、期待の若手ウィリアム・ブレイスウェルが、運命に翻弄された恋人たちを演じる。また敵役のティボルトには、マシュー・ボーン版『白鳥の湖』で男性の白鳥として主演し、今バレエ界で最も熱い視線を浴びるマシュー・ボールが登場。本作では原作の登場人物の実年齢に近い、若いダンサーたちが主要なキャストとして選ばれ、演技と共にバレエの超絶技巧も披露している。
1965年にコヴェント・ガーデンで初演されたマクミランの『ロミオとジュリエット』は、実に40分間も拍手が鳴りやまず、43回ものカーテンコールが行われるという大成功。ロイヤル・バレエにおいては400回以上も上演され、20世紀バレエの最高傑作と言っても過言ではない作品を、英国ロイヤル・バレエ団により初の劇場映画化。代々一家が敵対しているモンタギュー家のロミオとキュピュレット家のジュリエットが出逢い、瞬く間に恋に落ち、溺れていく姿が描かれる。
映画『ロミオとジュリエット』は3月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
(C)Bradley Waller