三吉彩花が主演を務める映画『犬鳴村』の冒頭8分が限定公開となった。
『呪怨』『THE JUON/呪怨』などで知られる清水崇監督が新作映画の舞台に選んだのは、実在する最強の心霊スポット「犬鳴村」。それは地図にも載っておらず、ダム湖に沈んだとも、村人たちによって隠ぺいされているともいわれている村。福岡市内からそう遠くなく幹線道路からも離れていない場所に“あるはず”にも関わらず、実際にその痕跡を見た人はいない。ただ分かっているのは、「旧犬鳴トンネルの先にある」と言われていることだけ。「近くの小屋には死体が山積みされている」「トンネルに入ると車に乗っていた男性が突然笑い出し、精神病院へ20年間入院した」といった恐怖体験が絶えないスポットだ。
映像は、坂東龍汰演じる奏の兄・森田悠真と、大谷凜香演じる西田明菜が犬鳴トンネルに入っていくところから始まる。悠真の忠告を押し切り、楽しそうに映像を撮りながらトンネルの中を進んでいく明菜だったが、映像後半には泣き叫ぶ姿が映る。何かに怯え泣きじゃくりながら逃げるように走る明菜。都市伝説にもなっているトンネルを抜けた先で2人を待つものとは一体。本編がますます気になる冒頭8分だが、たった8分といって侮るべからず。すでに“最凶”の怖さが溢れ出ており、思わず目を伏せたくなる映像となっている。
映画『犬鳴村』は2月7日(金)より全国公開
(C)2019「犬鳴村」製作委員会