映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』日本語吹替版声優発表イベントが3日、都内・表参道ヒルズ スペース オーにて行われ、千葉雄大と哀川翔が登壇した。
イギリスで最も美しいと称えられる湖水地方を舞台に、世界で一番愛されるウサギを主人公にした、ビアトリクス・ポター原作の絵本「ピーターラビット」。2018年に初めてハリウッドで実写映画化され、全世界興行収入が約386億円を超える大ヒットを記録。歌とダンスと愛くるしさで世界中そして日本中で観る者すべてを笑顔にした前作『ピーターラビット』から2年、あのピーターラビットが、もっと“モフワル”になって再びスクリーンに帰ってくる。
主⼈公の<ピーター>役には、前作に続き千葉雄⼤が決定。カワイイだけじゃないウサギをイキイキと表現された千葉が続編でも新たな顔を⾒せる。ピーターラビットのトレードマークであるブルーのジャケットを着て登壇した千葉は、「(続投に)すごい嬉しいです!人間を演じても、なかなかハマり役と言っていただけるものは少ないと思うのですが、2年前にピーターをやった時、ハマり役とおっしゃっていただける方がたくさんいた。役者人生のハマり役がウサギっていうのも、自分らしいかなと思います!」と喜びをあらわにした。
前作で歌唱シーンにも挑戦した千葉だが、「噂によると、また歌唱シーンがあるらしいです。前作の時はすごく緊張しながら臨んだので、今回は成長した姿を見せられるように頑張りたいと思います。乞うご期待!」と笑みを浮かべた。また、もっと“モフワル”になって再びスクリーンに帰ってくるピーターを演じることに、「闇落ちした僕を…僕じゃないんですけど(笑)楽しみですね、スペクタクルな仕掛けがあるのかも。“モフワル”な僕を楽しみにしていてください!」と期待を込めた。
今回初登場する新キャラクターであり、ピーターをダークサイドへと導く地下組織の⼤ボス・ウサギ<バーナバス>役には哀川翔が決定。哀川が吹き替えを担当するのは今回が初。モフモフのワル=モフワルの師としてどんな⾵にピーターを悪の道へ誘い込んでいくのか注⽬だ。
千葉・哀川はこの日が初対面。哀川は、千葉の第一印象について「ピーターっぽいね!嬉しいかわからないけど、ものすごく合ってると思う」と明かす。千葉が「釣りがお好きと、友人の中川大志が一緒に行っているとお話をよく聴いています」と話すと、哀川は「こうやって染まっていくのかな?俺に!(ウサギ役での声優デビューに)最高ですね!」と笑みをこぼした。
タイトルが「バーナバスの誘惑」ということもあり、千葉が哀川に誘惑される関係性となることに、千葉は「染まる気満々なので!まっさらにして待ってます!」とハニカミ。哀川が「公開まで一緒になって仕事をして、その中でだんだん染まっていくのを見守っていきたい。まずは“虫”からいこうかな?」と言うと、千葉は「虫…虫大好きです!染まりたいと思います(笑)」とたじたじな様子だった。
また、ダークサイドに堕ちる?ピーターにちなみ、自身の悪いところについて聞かれた千葉は「“あざとい”ってよく言われますが…自分ではよくわからないです(笑)」とハニカミ。さらに、苦手な野菜・果物について聞かれた千葉は「ドリアンですね!シンガポールで初めて食べた時、匂いのまんまの味がしたので、それから食べなくなりましたね(笑)好きなものはメロンです!ちっちゃい時からかき氷もメロン味、夕張でもアンデスでもなんでも好きです!」と告白した。
映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』は5月22日(金)より全国ロードショー