吉沢亮×杉咲花がW主演を務める映画『青くて痛くて脆い』の特報映像とポスタービジュアル、追加キャスト陣、主題歌アーティストが解禁された。
「君の膵臓をたべたい」などで知られる住野よるの同名小説を映画化した本作。「大切な仲間」と「居場所」を奪われた大学生の青年が、嘘と悪意にまみれながら復讐していく青春サスペンス。コミュニケーションが苦手で、他人と距離を置き、その人の人生に立ち入ろうとしない大学生・田端楓役を吉沢亮が演じ、理想を目指すあまり空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いている大学生・秋好寿乃役に杉咲花が扮する。
解禁された30秒の特報映像には、吉沢亮演じる田端楓の「大切な仲間」と「居場所」を奪われた大学生の青年が嘘と悪意にまみれながら復讐に身を投じていく姿、杉咲花演じる秋好寿乃の純粋で明るい太陽のような、一方で近づきすぎると熱すぎてケガするかもしれない、そんな危険な芝居が垣間見れる。
楓のバイト仲間で楓と秋好が創ったサークル“モアイ”をぶっ潰す手助けをする前川董介役に岡山天音、董介のゼミの後輩で“モアイ”の幽霊部員・本田朝美(ポン)役に松本穂香、“モアイ”の幹部で積極的に社会人や企業への媚売りを進める天野巧(テン)役に清水尋也、楓と秋好が“モアイ”の活動をしていた時に知り合った不登校の少女・西山瑞希役に森七菜、ほか共演に茅島みずき、光石研、柄本佑が名を連ねる。
本作の主題歌アーティストが、TVアニメやドラマ主題歌を担当したシングルでも注目を集めている4人組のロックバンド、BLUE ENCOUNTに決定。タイトルは「ユメミグサ」。原作小説『青くて痛くて脆い』のテーマソングとして彼らの「もっと光を」が使用されていたが、原作者・住野よるたっての希望で映画でも主題歌を担当することとなった。
田邊駿一(BLUE ENCOUNT)コメント
「『くてくて』が映画化される日がきたらすぐにブルエンさんに主題歌のオファーします!」
2年前の僕らのライブ終了後、
楽屋にご挨拶に来て頂いた住野先生がこう言ってくれました。
『くてくて』とは「青くて痛くて脆い」のこと。
僕を含め、この作品のファンの間ではこう呼ばれています。
先生はこれまで様々な形の「青」を描いてこられたと思っています。
しかし今回の「青」には今までにないほど自分を重ねてしまう部分が多く、とにかく衝撃的でした。
青春とは、扱い方一つでファンタジーにもなりサスペンスにもなるんだと。
そんな『くてくて』の虜になった僕は、
2年越しに住野先生との約束を叶えられたことが心底嬉しかったです。
僕らの新曲、「ユメミグサ」。
この作品を彩るためだけに作った曲ではありません。
僕から登場人物たちに宛てた手紙のような存在です。
住野先生、原作ファンの方々、そして映画で初めてこの世界に出会うことになるみなさんに捧げます。
映画『青くて痛くて脆い』は8月28日(金)より全国東宝系にて公開
(C)2020「青くて痛くて脆い」製作委員会