『エレファント・マン』4K修復版が劇場公開、鬼才デヴィッド・リンチ自ら監修

映画『エレファント・マン 4K修復版』が7月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて緊急公開される。

エレファント・マン

第53回米アカデミー賞にて、作品賞、主演男優賞、監督賞など主要8部門ノミネート、同年の英国アカデミー賞では作品賞と主演男優賞、製作デザイン賞を受賞した『エレファント・マン』。この言わずと知れた不朽の名作が本国公開から今年で40年を迎えるにあたり、デヴィッド・リンチ監督自身の監修によりデジタルリマスター化。幻想的な世界観はそのままに、より美しく蘇った『エレファント・マン 4K修復版』として公開される。鑑賞料金は1100円均一。

エレファント・マン

本作は、19世紀のロンドンで“エレファント・マン”と呼ばれた実在の青年ジョゼフ・メリックの生涯と彼を取り巻く人々の交流を描いた感動作。長編映画デビュー作『イレイザーヘッド』でカルト的な人気を得つつも、当時、弱冠33歳だった新鋭デヴィッド・リンチ監督の名を一躍世界中に轟かせることとなった作品だ。

予告編は、修正前、修正後の映像が比較できる他、エレファント・マンとして見世物小屋に立つ青年ジョン・メリック(ジョン・ハート)の姿を初めて見て、衝撃で涙するトリーヴズ医師(アンソニー・ホプキンス)の姿や、好奇の目にさらされ民衆に追いかけられるメリックが「僕は動物じゃない、僕は人間なんだ」と死に物狂いで訴える場面などが切り取られています。差別や偏見がいまだ無くならない世の中で彼の真っ直ぐなメッセージが胸を打つ予告編となっている。

映画『エレファント・マン 4K修復版』は7月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開

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