大ヒット公開中の映画『ミッドウェイ』より、VFXメイキング映像が解禁となった。
未曾有の戦いとなった第二次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が、日本の運命を決した歴史的海戦を20年に及ぶリサーチを経て鮮明に描く本作。キャストには、エド・スクライン、パトリック・ウィルソン、ルーク・エヴァンス、豊川悦司、浅野忠信、國村隼、マンディ・ムーア、デニス・クエイド、ウディ・ハレルソンら日米の実力派俳優が集結した。
映像は、今から78年前の“ミッドウェイ海戦”をスクリーンに蘇らせた迫真のVFXメイキング映像。ミッドウェイ海戦は日米あわせて空母7隻、艦載機493機が投入されたほかに類をみない戦いであり、エメリッヒ監督はこの種の映画としては異例の1,500にもおよぶ視覚効果ショットを使用したと語る。
また、エメリッヒ監督がもっとも苦労した点は「何も実在しない映画だった」と言うように、空母エンタープライズは今では鐘しか残っておらず、TBDデヴァステイターはこの世に1機も残っていなかった。プロダクション・デザイナーのペトルッチェリは、ワシントンDCにある海軍の記録保管所や国立公文書館へ行き、できる限りのデータや構造図、画像を入手し、そこから必要なディテールを学んでいったと語る。
映像前半の空母エンタープライズへの着艦シーンは、巨大なステージにほぼ原寸大の甲板を製作し、これもまた復元された艦上機SBDドーントレスとTBDデヴァステイターをブルースクリーンで撮影した実写映像素材とCG技術を組合せ、実際に今でも存在するかのような壮大なスケールの映像に仕上がった。「どれも自然に見えなきゃいけない。こういった映画は視覚効果がとても重要だ」とエメリッヒ監督の並々ならぬこだわりが結集したVFXメイキング映像だ。
映画『ミッドウェイ』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開中
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