『罪の声』小栗旬×星野源、映画初共演で意気投合「非常に嬉しい出会い」「一気に好きになった」

映画『罪の声』完成報告会が29日、都内・東京国際フォーラムにて無観客で行われ、小栗旬、星野源、土井裕泰監督、原作者の塩田武士が登壇した。

罪の声

原作は2016年「週刊文春」ミステリーベスト10で国内部門第1位を獲得し、第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士の同名小説「罪の声」。すでに時効となっている昭和最大の未解決事件の真相を追う新聞記者・阿久津英士役に小栗旬、幼少時の自分が知らないうちに未解決事件に関わっていたことを知ってしまう男・曽根俊也役に星野源が扮する。監督は『いま、会いにゆきます。』『ハナミズキ』『ビリギャル』などで知られる土井裕泰が務める。

罪の声

完成した作品に「いろんなことを考えながら観てしまった作品。自分が好きな物語の中盤のシーンでは、グッと心を鷲掴みにされました。とても有意義な時間を過ごせる作品になっています」と自信をのぞかせる小栗。星野も「2時間ある映画があっという間に感じました。面白いし飽きないし、映画にしかできないメッセージを受け取ることができて、本当に素晴らしかったです!」と笑みをこぼした。

罪の声

原作者の塩田は、今作の映画化に「まず無理ちゃうか」と思われたようだが、「映像に圧倒されました。待ちに待った、重厚な本格社会派作品が誕生したなと胸が熱くなりました。監督すごいです、よく2時間にまとめたなと感激しました!」と絶賛した。

罪の声

今作が映画初共演となった小栗と星野。「(共演する前は)星野源さんの音楽を聴かせていただいていて、ファンのような気分でいました。今回、共演させていただいて、ちゃんと星野源さんを知っていける時間があったので、今では食事なんかをする非常に嬉しい出会いだったと思います」と小栗。

罪の声

星野は「ドラマで少し共演させていただいたり、共通の知人がいるので食事の場はあったりしたんですが、ちゃんとお話をする機会はなかなかなかったんです。ワイワイ状態の小栗くんしか知らなかった(笑)ですが、役に対してすごくまっすぐ丁寧に向き合っていて、現場ではそっといる感じの人でした。僕も同じタイプなので、2人でぼそぼそずーっと話してることが多かったですね。その会話がすごく楽しくて、一気に好きになりましたね!」とにっこり。小栗も「僕も好きになりました!」と和気あいあいとしていた。

罪の声

現場での2人の様子を、土井監督は「本当に役にぴったりですよね。2人のシーンをすごく撮りたいと、最初から思っていました。(現場では)静かで穏やかでしたね。子役の女の子が星野さんにすごくなついて、次の日に小栗さんがセットにやってくると女の子の目がハートになった瞬間がありました(笑)」とエピソードを披露。星野は「あんなに僕になついてたのに…(笑)」、小栗は「そうでしたね(笑)すごくなついてくれる子でした」とそれぞれ笑みをこぼしていた。

罪の声

また、京都弁でのセリフに星野は「指導の先生がめちゃくちゃ厳しい方だったので、有難かったです。安心して役に臨めました。つい感情が乗るとイントネーションが少し変わってしまうんです。それが関西弁の方に流れてしまって、関西弁と京都弁は全然違うということを発見することができました。それが難しかったですし、発見もあって面白かったですね」と撮影を回想した。

罪の声

最後に星野は「いま生きている僕たちにものすごく刺さる映画だと思っています。いろんな事件・報道がありますが、愉快な犯罪なんてないというメッセージを強く感じました。テレビや新聞から流れてくる情報、その外側にある“声”というものがたくさんあることを、日常でも意識できるような作品だと思います」、小栗は「源くんも言っていましたが、様々なテーマのある作品です。複雑な話ではありましが、力強いエンターテイメント作品になっています。観終わった後に考える時間を作れる様な映画になっていて、様々なメッセージをキャッチして『どうなんだろう?』『なるほどな』と考える時間も含めて楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

映画『罪の声』は10月30日(金)より全国東宝系にて公開

(C)2020「罪の声」製作委員会

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作品情報

罪の声

罪の声

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2020/10/30(金) 公開
出演
小栗旬/星野源/市川実日子/梶芽衣子/阿部純子/宇崎竜童/松重豊/古舘寛治/篠原ゆき子/原菜乃華/火野正平/正司照枝 ほか
監督
土井裕泰