笠井信輔がまさかのハリウッドデビュー!?『ゴジラvsコング』日本語吹替キャストに決定

5月14日(金)より公開される映画『ゴジラvsコング』。フリーアナウンサーの笠井信輔が日本語吹き替え版のゲスト声優に決定した。

ゴジラvsコング
『ゴジラvsコング』笠井信輔

ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が提携し、『GODZILLA ゴジラ』(2014)より展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)の壮大な世界観がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズ。その第3弾となる『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を経て、<破壊神>ゴジラと<守護神>コングが激突するシリーズ最新作『ゴジラvsコング』が5月14日(金)より公開される。本作には、人気実力共に日本を代表する俳優へと進化を続ける小栗旬が出演。ハリウッド版『ゴジラ』シリーズ前二作で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮を演じる。

ゴジラvsコング
『ゴジラvsコング』笠井信輔

ゴジラ2000ミレニアム』(99)、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(00)、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(01)、『ゴジラ×メカゴジラ』(02)と、ゴジラシリーズに4作(ゴジラから逃げ惑う役で本人以外は分からない役や、会社に無断で出演して、アナウンサー生命を賭けただ逃げているだけの役も含む)に出演してきた、自他ともに認める熱狂的なゴジラファンであるフリーアナウンサーの笠井信輔が、遂にハリウッド版ゴジラ『ゴジラvsコング』の日本語吹き替え版のゲスト声優に決定した。

ゴジラvsコング

これまでのゴジラ作品への出演実績が認められたのか定かではないが、笠井は「これまでに、ゴジラ映画に4本出演していて、渡辺謙さんに“先輩!”と言って頂いたこともあるのですが(笑)、まさか自分にハリウッド版のゴジラから声がかかるとは、最高です!こうして、ハリウッド版にも出演して日米両方の作品に参加したとなると、一流になった気分です(笑)」と笑みが止まらない様子。ただ、「先輩の軽部真一アナウンサーから、『お前は勘違いをしている。吹き替えとしての出演だろう!』と怒られるんでしょうね(笑)。いつも、『端っこの役で出ていただけなのに、謙さんにゴジラ作品に4本も出演したと言うな!』と言われていますから(笑)。でも、それでも今作の出演は素晴らしいことで家族もとても喜んでくれました。こんなに幸せなことはありません。」と喜びを語った。

ゴジラvsコング

実写の吹き替え声優役は初めてで、本作のアダム・ウィンガード監督が『キングコング』(1976)の監督ジョン・ギラーミンから名前を取ったという特務機関モナークの指揮官ギラーミン役(ランス・レディック)を務めるにあたり、大変悩んだ様子。役作りをする為に、事前に台本を全て読み、資料用の画質が粗い映像も全て観るべきとは分かっているものの、長年のゴジラファンとしては大きなスクリーンでゴジラを観たい!笠井本人のゴジラファンの気持ちを優先して、アダム・ウィンガード監督には謝罪の気持ちを抱きながらも必要最小限の情報でアフレコ収録に臨んだ。台本には無かった設定を教えてもらいながら、テイクを重ねて役を作り上げていき、ハリウッド版デビュー!?に相応しく、笠井信輔史上、最も気持ちを込めた熱演を披露。吹き替え演出の要望に応えられたと、アダム監督の思い入れのある役、文字通りの大役を果たしホッとした様子だった。

笠井信輔 コメント


ゴジラvsコング
『ゴジラvsコング』笠井信輔

これまでに、ゴジラ映画に4本出演していて、渡辺謙さんに“先輩!”と言って頂いたこともあるのですが(笑)、まさか自分にハリウッド版のゴジラから声がかかるとは、最高です!こうして、ハリウッド版にも出演して日米両方の作品に参加したとなると、一流になった気分です(笑)。こういう事を言うと、先輩の軽部真一アナウンサーから、『お前は勘違いをしている。吹き替えとしての出演だろう!』と怒られるんでしょうね(笑)。いつも、『端っこの役で出ていただけなのに、謙さんにゴジラ作品に4本も出演したと言うな!』と言われていますから(笑)。でも、それでも今作の出演は素晴らしいことで家族もとても喜んでくれました。こんなに幸せなことはありません。

実写の吹き替えは初めてで、特務機関モナークの指揮官ギラーミン役を演じるにあたって、本当に悩みました。事前に、コピー禁止の警告表記の入った粗い本編映像を頂いていて、全編を見てギラーミンの役作りをするべきと思ったのですが、長年のゴジラファンとしては、この粗い映像で全編見てよいのか?台本を読んで文字だけで内容を知って良いのか?と悩みました。結果、ギラーミンの登場シーンだけに絞りました!他は何も知りません!だから役作りはございません!(笑)アダム・ウィンガード監督には謝らなければなりませんね。でも、大きなスクリーンでゴジラを観たいんです!(笑)

実際にアフレコ時には、吹き替え演出の方に台本には載っていない元政治家という設定を教えてもらい、単なる軍人ではなくもっと政治家らしい側面も盛り込んでいきましょう!とこだわって演出して頂き、一緒にキャラクターを作り上げていきました。どこまで演出に応えられたかは心配ですが、頑張りましたねと言って頂けたので良かったと思っています。

このご時世で、あまり外に出かけられない、人と交流できないとストレスを抱えている方が多いと思いますが、『ゴジラvsコング』は、映画館で二大怪獣のバトルを通して、大迫力の体験が出来ますので、日頃のストレスを発散出来ると思います。公開するその日を楽しみに待って、皆さんも一緒に楽しみましょう!

映画『ゴジラvsコング』は5月14日(金)より全国公開

(C)2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.

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作品情報

ゴジラvsコング(2021)

ゴジラvsコング(2021)

3.4
2021/7/2(金) 公開
出演
アレクサンダー・スカルスガルド/ミリー・ボビー・ブラウン/レベッカ・ホール/ブライアン・タイリー・ヘンリー/小栗旬/エイザ・ゴンザレス/ジュリアン・デニソン/カイル・チャンドラー/デミアン・ビチル ほか
監督
アダム・ウィンガード