京丹後の美しい海を前に、幼馴染み3人が友情を再確認『映画 太陽の子』メイキング画像

8月6日(金)全国公開の『映画 太陽の子』より、メイキング画像が到着した。

太陽の子
『映画 太陽の子』メイキング画像

主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の豪華共演で、“日本の原爆開発”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた青春グラフィティ。1945年の夏、原爆開発をする科学者の修、戦争が終わった後の世界を見据える幼馴染の世津、修の弟で戦地から一時帰郷した裕之。時代に翻弄されながらもがむしゃらに今を生きた3人の若者たちの等身大の姿が描かれている。監督・脚本は「青天を衝け」など多くの話題作を手掛ける名手・黒崎博。音楽にはアカデミー賞5部門ノミネートの『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー/スター誕生』のマット・ヴォウレスが参加するなど、ハリウッドをも魅了した青春物語。

太陽の子
『映画 太陽の子』メイキング画像

本日、7月22日(木・祝)は海の日。もともとは1876年に明治天皇が東北巡幸された後、7月20日に横浜港に入港されたことにちなみ1941年にこの日を「海の記念日」と定められたのが始まり。<海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日>とされている。その後、海の記念日を祝日にしようという運動が広まり、1996年に7月20日が海の日として祝日に制定、さらにはハッピーマンデー制度によって2003年からは7月の第3月曜日を海の日とする移動祝日へと改正。本来なら今年は7月19日(月)が海の日となるはずだったが、東京オリンピック開催に伴い開会式前日の7月22日が海の日になるという、【2021年特例の祝日】となった。

太陽の子
『映画 太陽の子』メイキング画像

そんな海の日にふさわしい、本作のロケ地でもある京丹後の美しいブルーを捉えたメイキング画像を解禁。京都府は盆地にあるため、海のイメージを持つ人はそう多くないかもしれないが、実は南北に長く伸びており、北部は日本海に面している。京丹後、天橋立、伊根、舞鶴など、透明度の高い北部の海は、関西屈指ともいわれ、多くの作品のロケ地として人気の地。

今回解禁された場面写真には、原爆研究の密命を受けた科学者の修と幼馴染の世津、そして戦地から一時帰郷した修の弟・裕之が、束の間の休息で訪れた海での様子が映し出されている。この海のシーンは、悩みや葛藤を抱える3人が子どもの頃に戻ったかのようにはしゃぎ、友情を再確認する、本作を語る上でとても重要なシーンとなっており、真剣に監督の言葉に耳を傾ける柳楽・有村・三浦や、撮影の合間に楽しく過ごす3人の様子をとらえている。

太陽の子
京丹後の海

実はこのロケ地探しは一筋縄ではいかず、かなり苦労したことを黒崎監督が明かす。「なかなか、これぞという浜辺が見つからなかったんです。別のエリアの海を探したこともあったんですけど、京都の海といえば京丹後の海。やっぱりその土地で探すのがいい」とこだわり抜き、なんとスタッフが兵庫の近辺から京都を超えるあたりまで海岸線をしらみつぶしでロケハン!やっとの思いで、異国情緒思わせる、エメラルドグリーンがかった独特なブルーをした京丹後の浜辺を見つけ出した。「日本の海の色じゃないブルーが出ていて不思議だなぁと思っていたら、地元の方が“この時期じゃないと見られないブルーだよ”と教えてくれて、ラッキーだったなと思いました」と監督が語るように、撮影が行われた9月半ばから下旬にかけてしか見られない、“奇跡のブルー”であったことが判明!類まれな美しさだからこそ、戦時下を懸命に生き抜く3人の青春が刹那に輝く印象的なシーンとなっている。

映画 太陽の子』は8月6日(金)より全国公開

(C)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ

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