映画『ジャングル・クルーズ』の日本出航記念となる完成披露試写イベントに、日本版の声優を務めた木村佳乃とジャングルポケットの斉藤慎二が華やかに登壇し、舞台挨拶が行われた。
2人が声を吹き込んだのは、アマゾンに眠る秘宝<不老不死の花>を求め、壮大な旅路に出る姉弟。これまで何度も東京ディズニーランドを訪れてきたという、ディズニー愛に溢れるこの2人にとって、今回初めてディズニー映画の吹替を担当したことは感慨深いものだったようで、翌週に迫る公開を前に、木村は「先日日本版を拝見して、本当に面白かった。アトラクションの<ジャングルクルーズ>にそっくりな場面も出てくるので、早く観てほしい!」と心境を露わに。
斉藤もまた、「自分の声がスクリーンで出てくるのは不安だったけれど、実際観てみると感動の方が大きかった。2時間僕の声を堪能してほしい!」と本作の出航の瞬間を待ちきれない様子。自身が声を担当したリリーの魅力について「勇敢で聡明な女性。考えるより行動という姿がカッコよくて、臆病者の自分とは全然違う。同じ女性として憧れる存在」と語った木村は、声を担当する上で「リリーが早口なので声を合わせるのは苦労したけれど、あるモノから逃げて雄たけびを上げるシーンでは、声がかれるほど練習しました。エミリー(・ブラント)さんの声にそっくりに出来たと思うので、是非そのシーンに注目してほしい」と自信をみせた。
一方、マクレガーの魅力を「弱い部分もたくさんあるけど、本質は強い人間。誰よりも姉のリリーを大切に思っている優しさがある」と語った斉藤もまた、「吹替を担当するのが初めてだったので、口に合わせることに集中すると感情が乗らなくなってしまう部分が難しかった。」と苦労を明かした一方で、「演説シーンには自信がある。1対1ではなく大勢に向かって話す声量や強弱を意識して何度もやっていく中で、本当に納得できる形になった!」と力を込めて話した。
ついにお披露目となった本作、改めて見どころを問われた木村は、「アトラクションに乗っているようなドキドキワクワク感を堪能できるところ」と話し、斉藤もまた、「実際にジャングルに降り立った感じで映画を楽しめる。是非ジャングルに行った気持ちで観てほしい」と笑顔で同調、映画さながらの息の合った様子をみせた。
また本作では、ストーリーのキーアイテムとして<不老不死の花>が登場。あらゆる病気を治し、永遠の命を手にすると伝えられている伝説のアイテムだけに、2人が<不老不死の花>を手にしたら何をしたいか気になるところだが、「リリーと同じく医療に役立てたい」と優しさ溢れる回答をした木村に対し会場内では拍手が。斉藤も負けずと、「昔占いで、相方のおたけが7年後に亡くなるといわれてからもう6年経った。相方がいなくなると困るので、不老不死の花で一生生き続けてほしい。」と答え、会場内の笑いを誘った。
2人の息の合った楽しいトークで会場内が熱気に包まれる中、本作の主演を務めたドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラントから映画公開を祝して、2人に向けてビデオレターがサプライズで届けられた。スペシャルなメッセージを受け取った2人は大興奮!木村は、「“よしの”って意外と発音が難しくて、海外の方からはよく間違えられるのに、エミリーさんがはっきり“よしの”と言っていただけて嬉しい!」と喜びを露わに。斉藤もまた、「僕らが吹替やってるって知ってもらえているだけで感動。“しんじ”って発音も完璧。お2人に僕のギャクをプレゼントしたい!」と興奮した面持ちで、お決まりの“はーい!”を披露し会場を沸かせた。
そして、興奮冷めやらぬ中、2人の元にはさらなるサプライズ演出が!6月に“ディズニー史上初”となる、東京ディズニーランドで実施された日本版声優の発表セレモニーでも応援に駆けつけてくれたミッキーマウス、ミニーマウスが登場!今回は、『ジャングル・クルーズ』にちなんだサファリルックで祝福しに来てくれたのだ。度重なるサプライズに、2人の喜びは絶頂!「まさか今日会えると思っていなかった!一緒に冒険に行きたい!」(木村)、「また会えて光栄!一緒に冒険に行こうか!映画館を抜け出して!」(斉藤)と、大好きなミッキーマウス、ミニーマウスとの夢の再共演を喜んだ。
最後に、木村は「本当に本当にこのスペクタクル・アドベンチャーは楽しい映画なので、是非よろしくお願いします!」と、力強く作品をアピール。暖かなムードが会場内を包み込む中、舞台挨拶は幕を閉じた。
映画『ジャングル・クルーズ』は7月29日(木)映画館 & 7月30日(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開
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