10月1日(金)より公開となる映画『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』の劇場予告編が完成した。
本年度アカデミー賞主要6部門ノミネート、音響賞・編集賞を受賞した本作。ドラマーとして生きる主人公ルーベンに突然訪れる難聴という状態を、あたかも彼のおかれた 状況に観客も引き込まれ、擬似体験している錯覚を与えるような作品だ。予告編では、主人公の苦悩、そして再生への道を垣間見ることができる。
爆音映画祭プロデューサー 樋口泰人 コメント
メニエール病持ちでときどき左耳が蓋をされたようになり世界の音が脳内でぐしゃぐしゃになるわたしは、とても他人事とは思えず、ストーリーを追いました。
音はどこで聴くのか?
耳なのか身体なのかそれとも心なのか?
そんなシンプルな問いかけとともに生きる映画でした。
ああ、でも、目で聴くというのもあるな。
何かを失うことでそれまで意識していなかった新しい可能性が開ける。
そんなわれわれのプラスマイナスゼロ、つまり勝ち組も負け組もいない生き方の道が広がってもいました。
映画『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』は10月1日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開
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