『武士の家計簿』の著者で、“平成の司馬遼太郎”との呼び声も高い磯田道史氏の近著を、『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』等、注目を集める中村義洋監督が映画化。先日お知らせした阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡に加え、豪華キャストの出演情報を発表!
今から240年ほど前の江戸中期、困窮する宿場町を守るため、実在した穀田屋十三郎ら庶民9人が、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」を立て奔走する姿が、現代によみがえる。
竹内結子の本格時代劇映画への出演は初!!その役どころは吉岡宿の住人が集う煮売り屋(飯屋)のおかみで未亡人の“とき“。竹を割ったような、さばさばとした性格もあって住人たちに愛される。阿部サダヲがほのかに想いを寄せ、そんなふたりの恋の行方も気になるところ。
また、松田龍平演じる萱場杢(かやば・もく)は、藩の財政を預かる出入司(しゅつにゅうつかさ)をつとめる役人。庶民の「殿に金をお貸しする」という奇想天外な申し出を無情にも拒否し、冷酷無比な切れ者を演じきる。
早くも大騒動を感じさせる顔ぶれと、その姿に期待も高まる!
2016年5月14日(土)大願成就!
配給:松竹
(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会