観たら明日も仕事が頑張れる!映画5選

11月23日は勤労感謝の日。仕事をしていると嬉しいこともあれば、辛いこともあります。

でも仕事は楽しく元気にやりたいなぁ、と思う皆さんに、笑いと元気を貰える作品をピックアップ!
名優トム・ハンクスや往年のスター、ジェーン・フォンダの懐かしい作品にも注目です。

 

■RE:LIFE〜リライフ〜(2015)

リライフ

──オスカー受賞脚本家が片田舎のシナリオ講師になって見つけたものは?

『ラブソングができるまで』の名コンビ、ヒュー・グラントとマーク・ローレンス監督が贈るのは、落ち目の脚本家がシナリオ講師になる物語。
かつてアカデミー賞に輝き一夜で名声を手にした後、15年間まったくヒットに恵まれない脚本家キース(ヒュー・グラント)は、破産寸前で妻子にも逃げられて人生どん底。遂に彼は片田舎の大学でシナリオコースの講師を引き受けるが、酔っ払って暴言を吐いたり、受講する女生徒を顔で選んだりといい加減。しかし子育てしながら復学したホリー(マリサ・トメイ)をはじめ真剣な生徒たちの情熱に、キースの心に変化が生じる。成長する生徒を目の当たりにして、教える喜びとポジティブに生きる事の素晴らしさに気付くのだが…。
誰だって人生に躓きはある。この物語が教えてくれるのは、やり直すことの大切さ。いま人生に迷っている人に“人生のシナリオの書き直し方”を教えてくれるヒューマンドラマです。

 

■キンキーブーツ(2005)

キンキーブーツ

──大切なのは諦めないこと、そして仲間を思いやる気持ち

実話に基づいたこの映画は、イギリスの田舎町の伝統ある靴工場を、父親の死で継いだダメ青年チャーリー(ジョエル・エドガートン)の物語。
職人たちの世界に溶け込めないチャーリーは、自分なんかどうせ、と諦めの気持ちでいつも生きてきた若者。そんな彼が工場を継いで会社が倒産寸前な状態だと知る。今度も諦めの気持ちで従業員を解雇する彼に、女性従業員が「ニッチ市場を開拓する努力でもしたら」と捨て台詞。偶然ドラッグクィーンの男性ローラ(キウェテル・イジョフォー)と知り合ったことから、男性の体重を支えるヒール靴にニーズがあると気付きビジネスを考えるが、チャーリーはドラッグクィーンに偏見が有り、女装のローラがいきなり工場に現れて焦りまくる。男性職人も反発。それでも従業員に会社を残そうとチャーリーは1ヶ月後のミラノの靴見本市にブーツを出品する賭けに出る。しかし従業員の反発、出展費用など問題山積みで…。
自分と異なる世界を受け入れる勇気、そして何としても仲間を守る気持ちが、今までにない自分に出会う道を拓く。ドラッグクィーンに狼狽える主人公に笑いながら、諦めない心に拍手を贈りたくなる、最高の元気をくれる映画です。

 

■9時から5時まで(1980)

9時から5時まで

──嫌な上司をやっつけよう!

ジェーン・フォンダ、リリー・トムリン、ドリー・パートンと芸達者な3人が揃って、嫌な上司との対決を描いた痛快コメディ。
離婚をきっかけに就職したジュディ(ジェーン・フォンダ)は、会社の大ベテラン、バイオレット(リリー・トムリン)から副社長フランクの非情さを聞いて不安になる。フランクを新人時代から育てた彼女をアゴでコキ使い、グラマー秘書ドラリー(ドリー・パートン)の気をひこうとする嫌なヤツ。遂にある日、上司にキレた3人は会社を早退して、酒を飲んで意気投合。嫌な上司をどう殺すかの危険な夢を語り合う。ところが彼が転んで脳しんとうを起こしたのを、猫いらずで殺したと勘違いして大騒動に。その行動を告げ口で知った上司を3人は監禁して、みんなが幸せになる会社の改革を進めてしまう…。
テンポの良いドタバタ劇や上司を殺す夢のシーンなど、パンチの効いた笑いが畳み掛ける。嫌な上司への仕返しを想像したことがあるあなた、思う存分本作を楽しんで下さい。最後に3人がどう勝利するかも、観てのお楽しみ!

 

■ビッグ(1988)

観たら明日も仕事が頑張れる

──純粋な心を持つことの大切さを教えてくれるファンタジー

2度のアカデミー賞に輝く名優トム・ハンクスが、コメディ俳優として活躍を始めた頃の代表作で、少年が大人に変身する大騒動を描いたファンタジー。
ジョッシュは野球とコンピユータ・ゲームが大好きな12歳の少年。学校の可愛い女の子に認めて貰うためにも早く大人になりたい!と願うが、不思議な機械のおかげで何と35歳の大人に変身!困ったジョッシュ(トム・ハンクス)は親友ビリーの助けで、オモチャ会社のコンピュータ技師として就職する。最初は馴れない生活にドキドキだが、好きなオモチャで新製品のアイディアを出して社長(ロバート・ロッジア)に気に入られ、突然偉くなる!ライバルの副社長からはにらまれるが、美人重役スーザン(エリザベス・パーキンス)とは話が合い、愛し合うように。その頃、ビリーが魔法の機械の場所を探し当てて…。
スーザンが初めてジョッシュの家に来るとき「泊まりたいの?」「ええ」「いいよ、僕が上に乗るよ」とドキドキさせたり(実は2段ベッドの話)、笑いも可愛らしさもいっぱいのこの作品。会議に忙しくて親友の相手をしない仕事人間になってゆくが、根は12歳の少年、母が恋しかったりする。ちょっと切なくて、でも心を温かくしてくれるラストまで、純粋な気持ちを持ち続けることの大切さを教えてくれる映画です。

 

■WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常(2014)

観たら明日も仕事が頑張れる

──仕事を通じた人と人、そして自然との繋がりに心打たれる

『ハッピーフライト』(旅客機業界)『ロボジー』(弱小電機メーカー)と、仕事がテーマのヒット作を生んでいる矢口史靖監督。この作品も、大学受験に失敗した都会育ちの若者が、林業に従事して悪戦苦闘しながら成長するドラマを弾ける笑いと共に描いている。
高校卒業後の進路も決まっていない勇気(染谷将太)は、気まぐれで1年間の林業研修プログラムに参加。携帯電話が圏外になるほどのド田舎へ行くが、待っていたのは荒くれ先輩のしごきや、虫や毒ヘビ、それに過酷な林業の現場。一度は耐え切れずに逃げようとする勇気だったが、個性的な村人たちの本当の優しさや、仕事に対する情熱に触れながら、いっぱしの山の男に成長していく。勇気がご神木に跨がって山の上から落ちてゆくクライマックスは、可笑しくも勇敢で思わず喝采!
最初は何をやっても情けない主人公に大笑いしながら、時に人を阻む山の厳しさや、そこで生きる大変さを知り、人と自然のドラマに引き込まれる。山の仕事を続ける主人公の決心に素直に共感できる快作。

以上、勤労感謝の日に笑いと元気を貰う映画5選でした!
最後までお読みいただきありがとうございました。

気になった作品があったら、是非、映画ランドでチェックしてみてください♪

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