20世紀のファッション界を席巻し、「モードの帝王」と呼ばれたサンローラン。しかしその素顔はあまり世間に知られてこなかった。若くして頂点を極め、早熟の天才とも称されたサンローランが、最も輝きまた最も苦悩した1967年からの10年間を、人気実力派俳優ギャスパー・ウリエルがフェロモンたっぷりに熱演した『SAINT LAURENT/サンローラン』が12月に公開される。
この映画の公開を記念して、この秋ファッションをテーマにリニューアルした渋谷TSUTAYA(7Fフロア)にてイベントを開催。ゲストには、関西でファッションで右に出るものはいない!と言われている陣内智則、そして自称ファッショ二スタのピース綾部が登場。とびっきりの「サンローランアイテム」を着用して華々しく登場したイケメン芸人2人。
ハイブランドを普段から着るかの質問に、綾部は「もともと持ってるんですけど、今日こういったイベントにお呼びいただけるということで、リスペクトの意味を込めて、今期のサンローランのセットアップと、シャツとタイを全部購入し、揃えさせて頂きました。ハイブランドのスーツとか着ることで、やっぱり背筋がぴんとするというか、自分の中のステータスも上がりますし、着ることが多いですね」との返事。
また映画『サンローラン』の感想は、「サンローランってモードの帝王とまでいわれた世界的なデザイナーなんですけど、人間が華々しいところからここまで落ちていくのかと。あと何といってもファッション。60年代から70年代のモードファッションを再現するに当たって、しっかりと素材から作り込んだと。そしてファッションショーのシーンが本当に臨場感があって、すごく格好良く、またクラブのシーンとかセンセーショナルな感じで。本当に素晴らしい作品だと思いました」と綾部がサンローランの熱烈なファンであることを伺わせた。
そして2人のファッション対決!
25万円相当のサンローランの女性向けハンドバッグを賭けた対決では、本日のファッションポイントと、そのファッションで行きたいクリスマスデートプランを競って女性誌「ジェシカ」編集部がジャッジ!
陣内は「イブサンローランのジャケットは襟が小ぶりなんですよね、そこが素敵なポイントでして、バイカラーをポイントとして、普段着ない大人っぽさを出したいなと。クリスマスに着ていったら女性も喜ぶのでかなと思いました。
クリスマスのデートプランは、何事にも緊張と緩和が大事だと思うんですよね。デートでもそれを大事にしたいので、サンローランのスーツを着ることによって緊張感がマックスになって、高級レストランかな、クルージングかなと女性に思わせておいて、回転寿司に行くんです。女性にはせっかくのクリスマスなのに、と思わせたところで、先ほどのイブサンローランのバッグが流れてくるんですよ。「大きいサーモンやな、メリークリスマス!」と、そしたら店の皆さんがフラッシュモブをダンスする、ラストクリスマスが流れてくる。これがギャップのギャップ、これが緊張と緩和ですね。」と熱弁をふるう。
綾部は「今日はとにかくこの日のために購入したセットアップ、とにかくサンローランのシンプルさに忠実なファッションで、モノトーンのシンプルイズベストなファッションです。この服を着て、僕はクリスマスは逆に、年に1度の背伸びをしてよい時だと思っているんですよ。ドレッシーな恰好をしてもらって、表参道のイルミネーションを歩き、サンローランのお店にいってバッグを買ってあげて。その後も青山、表参道のモントークカフェに行くという、デートプランもシンプルに行きたいと思います。」と対抗意識を剥き出し!
そして「ジェシカ」編集部の判定は…陣内さんの勝ち!
「判断に非常に迷うところがあったのですが、大人の魅力と言うことで、今回は遊び心を重視した」という。
12月4日(金)TOHOシネマズシャンテ他全国順次公開
<配給・宣伝>ギャガ
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