幕開け62分後の衝撃!豪華出演陣が語る『ピンクとグレー』

現役アイドルの加藤シゲアキ(NEWS)が、芸能界の嘘とリアルを描いた問題作を、中島裕翔を迎え、『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が映画化した『ピンクとグレー』。中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、菅田将暉、夏帆、岸井ゆきの、柳楽優弥の豪華キャスト、行定監督が登壇して完成披露試写イベントが11月26日に行われた。

ピンクとグレー

映画にちなんで“ピンクカーペット”が敷かれた会場に、ピンクとグレー色の入った衣装を着た登壇者が姿を現すと、会場に集まった500人の客からは“ピンク”の歓声があがった。

スターとして活躍しながらも、突然謎の死を遂げる白木蓮吾を演じた中島裕翔、その白木の死の第一発見者となる親友・河田大貴を演じた菅田将暉。そして白木蓮吾・河田大貴と共に育つ幼馴染サリーを演じた夏帆がまず挨拶。それから役柄を発表していない『鍵を握る人物』の岸井ゆきのと柳楽優弥。そして最後に、本作のメガホンを取った行定勲監督が挨拶をした。

今回が映画初出演で初主演となる中島に、出演の感想が聞かれた。
中島は「映画初出演作が主演映画だなんてお話をいただいた時、本当に驚きましたし、監督は行定監督で原作は事務所の先輩と緊張しましたが、同世代の共演者に囲まれて刺激になりました。」

菅田は、中島と共演しての感想を聞かれて、「裕翔の可愛いエピソードを。LINEとかで食べた料理とかの写真を送ってくるんですよ。砂肝とか?(笑)だからもしかして寂しいんじゃないかなって。(笑)でも「古着屋に一緒に行こう!」とか言ってきて可愛いなぁと…(笑)」。菅田の発言に「本当にやめて!恥ずかしいから」と素で照れる中島。

夏帆は「2人は本当にデキてるんじゃないかってくらい仲が良くて、その中に入っていくのにドキドキしましたね。でも高校生に戻ったみたいで楽しかったです。」

いっぽう岸井は、今回は演じた役柄が明かされない、謎に包まれた役柄に、「友達にも何も言えなくて」との返事。
柳楽も岸井と同じく、演じた役柄が伏せられており、中島がインタビューで柳楽の登場を「ラスボス」が現れた、と表現をしているぐらい印象的。

そして幕開けから62分後、観る人たちがまさに息をのむ、世界がピンクからグレーに変わる衝撃的な仕掛けへの質問が。
中島は「自分は演じている側なのに、映画を観た時、本当に驚きましたし、
きっと皆さんも驚くと思います。すごい仕掛けですし、この映画に参加できて嬉しいです。」
菅田は「ズルイ!の一言に尽きますね。(笑)脚本ではわからなかった部分が、映像によってわかりやすくなっていると思います。」
行定監督は「映画を観た人の一言目が必ず「驚いた!」なので、本当かなぁと思ったんですが、観る前の想像と違うということなんでしょうかね。キャスト・スタッフのおかげてさらに拍車がかかって印象も大きくなっているんじゃないかと思います。」

それから出演者に、各自の世界が変わった瞬間について質問があった。
中島は「東京ドームや横浜アリーナでコンサートをした時ですね。大勢のお客さんが一気に視界に入ると世界が、全てが変わりますね。」との事。

夏帆は「目が悪いのにずっと裸眼で過ごしていたんですが、コンタクトレンズにした時、世界が変わりましたね!なんて色鮮やかな世界なんだろうって。衝撃的でした。(笑)」。すかさず菅田から「CM狙ってるの!?」と突っ込みが入って登壇者爆笑!岸井も「(夏帆さんと)同じことを考えてました」とユニークな返事。

柳楽は「結構、変わったことはあるんですけど、一番は“太った時”ですね、あと“痩せた時”ですね。25キロ太った時は周りが「大丈夫なの…?何があった?」みたいな目で見てきて、逆に痩せた時は「頑張ったんだね」って顔されて…」(笑)

行定監督はないです、と否定すると菅田が行定監督に絡み出して、「監督だってさっき楽屋でニヤニヤしながら言ってたじゃないですか!「俺の世界が変わった時は、男になった時だ」って。何で今言わないんですか!」(笑)

最後に、これから映画を観る皆様に中島は、「単なるアイドルが出ている映画ではなく、青春群像劇です!エネルギッシュな出演者にご注目いただきたいですし、62分後に驚かされると思います。覚悟して観てほしいです!(笑)」と締めくくった。

2016年1月9日(土)全国ロードショー
配給:アスミック・エース
(C)2016「ピンクとグレー」製作委員会

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