ブラッド・ピット、クリスチャン・ベールら豪華スター共演で話題の『The Big Short(原題)』の邦題が『マネー・ショート 華麗なる大逆転』に決まり、全国公開することが決定した。
原作は、映画『マネーボール』の原作者でもあり、アメリカを代表するベストセラー作家マイケル・ルイス。世界経済を襲ったリーマンショックの裏側でいち早く経済破綻の危機を予見し、ウォール街を出し抜いた4人の男たちを描いている。
ウォール街の巨大金融機関を敵に回す4人の型破りな金融マンに、クリスチャン・ベール、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットと、人気・実力ともに兼ね備えたハリウッドを代表する豪華キャストが集結。ブラッド・ピットは、映画『マネーボール』に続いてプロデューサーも務めている。
米映画評集計サイトのRotten Tomatoesでは、90%以上を獲得し、12月10日(現地時間)に発表される本年度ゴールデン・グローブ賞へのノミネートにも期待がかかっている本作。語られる事の無かったリーマンショックの真実の物語の中で、ウォール街のパワーも権威も常識もすべてを敵に回し、たった4人で大勝負を仕掛けるアウトローな男たちから目が離せない。
<STORY>
2005年、金融トレーダー・マイケル(クリスチャン・ベール)は、返済の見込みの少ない住宅ローンを含む金融商品[サブプライム・ローン]が、数年以内にデフォルト[債務不履行]に陥る可能性がある事に気付くが、ウォール街や政府から全く相手にされずにいた。そんな中、マイケルは「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融取引に目をつけ、ウォール街を出し抜く事を画策する。そして住宅ローンの破綻に端を発する市場崩壊の兆候が表れると、ウォール街の若き銀行家ジャレット(ライアン・ゴズリング)とヘッジファンド・マネージャーのマーク(スティーブ・カレル)、一線を退いた伝説の銀行家であるベン(ブラット・ピット)らと共に大勝負を仕掛ける。
2016年3月TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
配給: 東和ピクチャーズ
(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.