一昨年の釜山国際映画祭で最優秀新人監督賞を受賞し、映画プロデューサーや女優としても世界的に活躍し続ける杉野希妃が、長編映画初監督・主演となる作品『マンガ肉と僕』の予告編とポスターが到着した。
本作は、第27回東京都国際映画祭(TIFF)「アジアの未来部門」、第7回沖縄国際映画祭、京都国際映画祭2015での出品をはじめ、上海、エディンバラ、ヨーテボリなどの映画祭で上映されるなど、国内外で高い評価を集めている。
そして今回、公開された予告編では、杉野希妃が特殊メイクを施して演じる、太った女・サトミや徳永えりが演じる愛に依存する女が、何かを抱えながら生きていこうとする強くも切ない姿が映し出されている。
また、ポスターには、本編のどこか昭和の匂いのする映像テイストを生かし、キャストをイラストで表現し、独創的なデザインが光るビジュアルに仕上がっている。
映画『マンガ肉と僕』は、2月11日(木) 新宿K's cinemaにて先行上映、2月13日(土)シネヌーヴォー(大阪)、京都みなみ会館(京都)、元町映画館(神戸)ほか全国順次公開
【STORY】
四月の京都。気が弱く引っ込み思案の青年ワタベは、活気に溢れる大学に馴染めず、孤独な日々を送っていた。一方、同大学の熊堀サトミは、その太ったみすぼらしい容姿から、周囲の学生に嘲笑されていた。そんなサトミを差別することなく接してくれる唯一の存在がワタベだった。その優しさにつけ込んだサトミは、彼の自宅に転がり込み、寄生し、やがてワタベを奴隷のように支配しようとする。そんな中、ワタベはバイト先で知り合った菜子に惹かれていく。また、ふとしたきっかけからサトミの過去の断片を知ることになる。
【CREDIT】
出演:三浦貴大/杉野希妃/徳永えり/ちすん/大西信満/太賀/宮本裕子/長原成樹/徳井義実
監督:杉野希妃
原作:朝香式「マンガ肉と僕」(新潮社刊『マンガ肉と僕』所収)
プロデューサー:中村直史/杉野希妃
2014/上映時間:94分/日本/PG-12
配給:和エンタテイメント/KATSU-do
公式HP:http://manganikutoboku.com/
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