映画『さらば あぶない刑事』公開直前プレミアイベントが21日、大阪・道頓堀にて行われた。舘ひろしと柴田恭兵による最強バディ・タカ&ユージが、“あぶ刑事”さながらにサングラスをかけた総勢約4000人のファンを熱狂させた。
舘は「10年ぶりのあぶない刑事が帰ってきました。そして、最後のあぶない刑事になります。良い作品に仕上がってますので是非、楽しみにしていて下さい!」とアピール。柴田は「本当に感謝の気持ちでいっぱいで、一人一人抱きしめたいです!感謝の気持ちを表す為に、(道頓堀に)飛び込もうと言ったら、舘さんが『歳だからやめとけ』って(笑)」とファンからの声援に興奮しきり。
テレビシリーズから30年間、タカとユージを演じ、劇場版第7弾にして最終作となる本作。舘は「30年やってきて、もっとやりたい事もあったけど、本当にやり切った感じがしています!」とスッキリとした表情をみせた。柴田も「素晴らしい映画が出来ました。是非、観て下さい」と喜びを明かした。
シリーズ同様、本作でもバイクアクションに挑戦した舘は「10年ぶりに乗ったんですけど、5,6回で感覚が戻ってきました」と撮影を振り返ると、柴田は「実はあれ、補助輪が付いてるんですよ。CGで消してるんです」と笑いをとった。一方、舘は柴田お得意の全力疾走にちなみ「今日は恭サマが道頓堀の水の上を走ります!(笑)」とムチャぶりを振ると、柴田は走るフリを見せて爆笑を誘った。
イベントでは、タカ&ユージの登場にミナミの街・道頓堀はパニック状態になり、「タカ!ユージ!お疲れ様!」「タカ!ユージ!やめないで!」と2人を労う声や惜しむ声などが飛び交った。ファンからの熱い歓迎に柴田は「あぶ刑事ベイビー!イェーイ!」「10年ぶりだぜイェーイ!」と叫ぶ一幕も。
劇場版第7作目となる本作は、定年退職まであと5日となったタカ&ユージが、横浜を牛耳ろうとする凶悪な中南米マフィアに立ち向かっていく、命を賭けた壮絶な戦いを描く。
映画『さらば あぶない刑事』は1月30日(土)より全国ロードショー
【CREDIT】
監督:村川透
出演:舘ひろし/柴田恭兵/浅野温子/仲村トオル/吉川晃司/菜々緒/木の実ナナ/小林稔待/ベンガル/夕輝壽太/吉沢亮/入江甚儀 他
©2016「さらば あぶない刑事」製作委員会