アイドルグループ・HKT48とNMB48ともに初のドキュメンタリー映画が1月29日(金)に公開を迎え、都内・TOHOシネマズにて行われた初日舞台挨拶(同日・同会場)に指原莉乃監督、宮脇咲良、兒玉遥らHKT48メンバーと、山本彩、渡辺美優紀らNMB48メンバーが集結した。
48グループ唯一のプレイングマネージャーとして、グループを牽引し続ける指原がメガホンを取った映画『尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48』。映画化に向けて何度も秋元康にプレゼンしたという指原監督は「自分の中で内容を固めてプレゼンをしたら『全部ダメだ』とダメ出しされて、初めからやり直して…監督辞めようと思ったことも」と吐露。だが「私が考えた内容だと全然面白くなかったので、秋元さんにアドバイスやダメ出しをいただいてよかったですね」と笑顔をみせた。
そんな指原の監督姿に、兒玉は「気持ちを表に出すのが上手ではないので、違う監督の方だともっと喋れなかったと思う。さっしーはHKT48発足1年目から辛いことも楽しいことも乗り越えてきた仲間なので、心の内を話しやすかった」とコメント。宮脇も「指原監督が自宅で夜遅くまで編集してるシーンがあって、アイドルをしつつも私たちの見えないところで頑張っていた」と称賛した。最後に指原監督は「アイドルをどうして応援したくなるかが詰まってる!」とアピールした。
映画『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』は、6年前“女性アイドル不毛の地”と呼ばれた大阪で誕生した彼女たちの軌跡を描く。山本は「あっという間の6年間でしたね。結構このグループはサプライズの発表とかが多いんですけど、発表直後の落ち込んでる姿や複雑な心境だったり、『考えたいな〜』と思う間もなく、カメラが入り込んできた」と1年間の密着取材を振り返り、「やっと観ていただけるので嬉しいです!」と喜びを明かした。
また、本作を観て渡辺は「メンバーの悩みに共感したり、いろんな葛藤があってそれぞれのメンバーが戦ってるんだなと思うと、同じメンバーとして応援したい気持ち、一緒に頑張っていきたい気持ちがますます生まれました」とにっこり。
イベントでは、NMB48初のドキュメンタリーが第40回香港国際映画祭(3月21日〜4月4日)の「I See it My Way」部門への正式出品が決定。サプライズ発表に山本は「びっくりしました!自分たちにとって初めてのドキュメンタリーなのに、こんなことになるとは…。国境を越えた方たちにも観ていただけるのはすごく嬉しいです」とコメントし、最後に「いつものNMBらしいアホみたいな舞台裏であったり、家族にしかみせないような表情もたくさんあります。笑いあり涙ありの映画になっています」とアピールして舞台挨拶を締めくくった。
HKT48より上野遥、坂口理子、田島芽瑠、田中美久、朝長美桜、矢吹奈子、NMB48より白間美瑠、矢倉楓子、薮下柊、渋谷凪咲、須藤凛々花、太田夢莉、沖田彩華らも出席した。
映画『尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48』/映画『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』は全国公開中
【CREDIT】
映画『尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48』
監督:指原莉乃 配給:東宝映像事業部
公式サイト:www.2015-hkt48.jp
©2016「DOCUMENTARY of HKT48」製作委員会
映画『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』
監督:舩橋淳 配給:東宝映像事業部
公式サイト:www.2015-nmb48.jp
©2016「DOCUMENTARY of NMB48」製作委員会