『珍遊記』倉科カナ、過激なセリフ意識せず「観て自分でもビックリ!」映画に関わりのない鈴木拓のサプライズ乱入も

映画『珍遊記』完成披露上映会が18日、都内・新宿バルト9にて行われた。この日、主演の松山ケンイチをはじめ、倉科カナ、溝端淳平ら豪華キャストに加え、メガホンを取った山口雄大監督、脚本を手掛けたお笑いトリオ・鬼ヶ島のおおかわらも出席。さらに、本作に出演する鬼ヶ島のアイアム野田と、映画にまったく関わりのないドランクドラゴン・鈴木拓がサプライズ登壇した。

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1990年より週刊少年ジャンプにて連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した漫画家・漫☆画太郎による『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』を実写映画化。松山扮する天下の暴れん坊・山田太郎が、坊主・玄奘と天竺を目指す旅の珍道中を描く。

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原作の大ファンという松山は「めちゃくちゃな原作ですから、映画として成立するのかまったくわからなかった。ただ、漫☆画太郎さんの大ファンですし、雄大監督とも以前短編で一緒にやらせていただいたこともあり、ぜひ面白い世界にしたいと思っていた」とオファーを快諾した経緯を明かした。

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また、本作で坊主姿を披露している倉科は、過激なセリフや特殊メイクに「仏の心でいることと、松山さんと対局なテンションでいられるように心掛けました。過激なセリフというより、脚本がすごく面白かったので、ただただやりたいと思った」と脚本を手掛けたおおかわらを称賛し、「後々過激なセリフがあることに気づいて、『こんな下品な言葉を言ってたのか』って自分でもビックリしました」と笑顔をみせた。

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一方、原作にはないオリジナルキャラクター・龍翔を演じて「ほんとに自由にやらせていただきました。とんでもないクズの役だったので、すごいやりがいがあって楽しかったですね!」と撮影を振り返り、現場で「おおかわらさんは(龍翔の)部下も演じていて脚本も書かれてたのに、助監督とかみんなから蔑まされてましたよね」と吐露。おおかわらは「最終的には韓国で裸で踊ってましたからね」と笑いをとった。

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「この映画にまったく1ミリも関係ありません」と突如登場した鈴木は「溝端さんが無茶するから…」と壇上に誘った溝端に責任転嫁。溝端は「こういう舞台挨拶はいつも緊張するんですけど、友達が来てくれたので心強いです!」とにっこり。最後に山口監督は「まったくなにも残らない映画。松山くんたち3人が、今まで観たことのない姿をみせてます。溝端くんとかとんでもない姿になるので、ぜひ注目して観ていただければ」とアピールし、松山も「下ネタがちょこちょこありますが、R指定ではないのでお子さんとか家族ぐるみで劇場に観に来ていただけたら」と笑顔で締めくくった。

映画『珍遊記』は2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー

【CREDIT】
原作:漫☆画太郎「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」(集英社刊)
監督・編集:山口雄大  脚本:おおかわら/松原 秀
出演:松山ケンイチ/倉科カナ/溝端淳平/田山涼成/笹野高史/温水洋一/ピエール瀧

©漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会

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